中川 裕

J-GLOBALへ         更新日: 19/06/01 02:40
 
アバター
研究者氏名
中川 裕
 
ナカガワ ヒロシ
eメール
nhirositufs.ac.jp
所属
東京外国語大学
部署
大学院総合国際学研究院
職名
教授

研究分野

 
 

論文

 
Linguistic Features and Typologies in Languages Commonly Referred to as ‘Khoisan’
Alena Witzlack-Makarevich, Hirosi Nakagawa
H. Ekkehard Wolff (ed.) The Cambridge Handbook of African Linguistics   382-416   2019年5月   [査読有り][招待有り]
Tom Güldemann, Hirosi Nakagawa
Africana Linguistica   24 45-73   2018年11月   [査読有り][招待有り]
Vladimir Bajić, Chiara Barbieri, Alexander Hübner, Tom Güldemann, Christfried Naumann, Linda Gerlach, Falko Berthold, Hirosi Nakagawa, Sununguko W. Mpoloka, Lutz Roewer, Josephine Purps, Mark Stoneking and Brigitte Pakendorf
American Journal of Physical Anthropology   167(3) 656-671   2018年9月   [査読有り]
ǂHaba lexical tonology
Nakagawa, Hirosi
Khoisan Languages and Linguistics (edited by Anne-Maria Fehn), Rüdiger Köppe Verlag   108-119   2017年   [査読有り]
中川裕
東京外国語大学論集   (92) 293-304   2016年7月   [査読有り]

書籍等出版物

 
A Trilingual !Xóõ Dictionary
Hirosi Nakagawa, Andy Chebanne (eds.) (担当:共編者)
Rüdiger Köppe Verlag   2018年   ISBN:978-3-89645-881-0
Geographical Typology and Linguistic Area- with Special Reference to Africa
Christa König, Osamu Hieda, Hirosi Nakagawa (担当:共編者, 範囲:編者および1本の論文の投稿)
John Benjamins   2011年4月   
遊動民:アフリカの原野に生きる
田中二郎,佐藤俊,菅原和孝,太田至,中川裕 (担当:共著, 範囲:“詩化”する動物への呼びかけ)
昭和堂   2004年4月   
カラハリ狩猟採集民グイに伝承される韻文的ジャンル「ハノ」の言語学的手法によるテキスト分析を通して、それがいかなる言語活動かを記述する。その過程で、音韻論的接近法を援用して、ハノのテキスト群がもつ複雑さの変異を韻文の萌芽・発達ととらえる解釈を提案する。また、詩的作品へと発達したハノにいかなる詩的技巧や修辞的意匠を読み取ることができるかを作品の具体的な分析を通して提示する。
150頁 ~ 169頁
カラハリ狩猟採集民―過去と現在 (講座・生態人類学)
田中 二郎, 野中 健一, 今村 薫, 大崎 雅一, 中川 裕, 菅原 和孝 (担当:共著, 範囲:“虫”のグイ民俗範疇)
京都大学学術出版会   2001年4月   
カラハリ狩猟採集民グイのもつ世界観の一側面である動物認識のうち、昆虫を中心とする節足動物の範疇を対象として、その内部構造をそれを組み立てる内部論理を言語学的接近法を用いて分析する。その結果、民俗分類学(folktaxonomy)研究が用いてきた分析・記述装置ではとらえにくい動物認識の重要な側面を浮き彫りにする。
25頁 ~ 60頁

講演・口頭発表等

 
Click acquisition in G|ui
NAKAGAWA, Hirosi
The 9th World Congress of African Linguistics   2018年8月25日   WOCAL9 Steering Committee
くちあたりの音象徴の言語相対性と普遍性:コイサン事例研究
中川裕
『外国語と日本語との対照言語学的研究』第25 回研究会   2018年7月7日   東京外国語大学国際日本研究センター
声調交替のパラディグマティックな説明:グイ語における2つの畳語パラダイムの相互作用音韻史
中川裕
日本言語学会第156回大会   2018年6月23日   日本言語学会
カラハリ狩猟採集民の言語における 飲食動詞の類型論的特徴
中川裕
日本アフリカ学会第55回学術大会   2018年5月26日   日本アフリカ学会
中川裕,宇野園子
日本言語学会第155回大会   2017年11月25日   日本言語学会

競争的資金等の研究課題

 
カラハリ・コエにおける言語と音楽の相互関係:クリックとポリリズム
科学研究費助成事業
研究期間: 2018年10月 - 2023年3月    代表者: 中川裕
 本研究は、カラハリ狩猟採集民 (通称ブッシュマン) の「歌」を対象にして、言語学・音楽学・人類学の学際的手法を用いる多層的な精査をすることによって、
 (i)言語と音楽の相互作用は彼らの歌にどのような構造的特徴を生み出しているか?
 (ii)彼らの歌の構造的特徴は奏者の側からどのように認識されているか?
 (iii)彼らの歌の構造的特徴は大人から子供にどう伝承されるか?
という3つの問題に解答を与える。そして、未だに謎に包まれた「ブッシュマン音楽」のベールを剥ぐことを目指す。この目的を果...
音韻獲得の言語相対論の新展開:クリック子音獲得の事例研究
科学研究費助成事業
研究期間: 2018年7月 - 2021年3月    代表者: 中川裕
「多数のクリック子音をもつコイサン諸語の音素体系を子供はどのように獲得するか?」
この問題は、音韻獲得研究においても、コイサン諸語研究においても、これまで全く探求されたことがない。本研究は世界で初めてこの問題に答えるための本格的な組織的調査を実施し、その結果の考察によって、
・従来の音韻獲得研究の射程に大きな変革を与え、
・研究指針に「獲得の難しい音類の獲得に関する探求」を組み入れ、
・音韻獲得の言語相対性(個別性・類型性)の理論の発展に挑むことを目的とする。
グイ語色彩語彙体系の言語類型論的研究
三菱財団: 三菱財団人文科学助成
研究期間: 2016年10月 - 2017年10月    代表者: 中川裕
稀少特徴と言語地域の音韻類型論:コイサン音韻論の貢献
日本学術振興会: 科学研究費助成事業
研究期間: 2016年4月 - 2021年3月    代表者: 中川裕
本研究の目的は、音韻類型論における従来の「広域サンプル類型論」の行き詰まりを打開するために、新しい類型論的接近法をこの分野に導入して未開拓の理論的問題の解明を推進することにある。具体的には、「稀少特徴の類型論」と「系統内類型論・地域類型論」を統合した新接近法を使い、コイサン3語族=言語地域の稀少音韻特徴の事例研究によって、音韻類型論の新しい研究動向を始動し展開する。そして、従来の音韻類型論が十分に考察することができなかった2つの重要課題、すなわち、(i)言語音の多様性の限界についての理解拡...
コエ・クワディ語族カラハリ・コエ語派の言語学的ドキュメンテーション
日本学術振興会: 科学研究費助成事業
研究期間: 2013年4月 - 2018年3月    代表者: 中川裕
本研究は、コエ・クワディ語族カラハリ・コエ語派を対象として、
(1)語派の3語群がもつ構造的特徴とその変異(共通点・類似点・相違点)を総合的に理解し、(2)その変異パタンに着目して各語群の類型論的プロファイルを解明し、(3)その類型論的プロファイルを明瞭に記載する音韻論と文法と語彙集を作成し、(4)その記載を裏付ける豊富な言語素材を言語学的注釈付き文書として編纂することを目指す。
この言語学的ドキュメンテーションの直接対象として、語派の3語群からサンプル言語を厳選し、現地調査によってこれら...