2010年
赤城火山起源の後期更新世テフラの記載岩石学的特徴
地質調査研究報告
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- 巻
- 61
- 号
- 11
- 開始ページ
- 465
- 終了ページ
- 475
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)
- DOI
- 10.9795/bullgsj.61.465
- 出版者・発行元
- National Institute of Advanced Industrial Science and Technology, Geological Survey of Japan
群馬県桐生市黒保根町水沼の露頭にみられる主に赤城火山起源の後期更新世テフラについて記載岩石学的特徴の検討を行った.層厚の大きいテフラについては,降下ユニットごとに検討し記載した.その結果,Ag-Nm2,Ag-UP,Ag-KPには同一テフラ内でも異なる屈折率を示す降下ユニットが存在することが明らかになった.このような降下ユニットごとの屈折率特性の差異は今後のテフラの対比・同定に有効であると考えられる.またAg-MzP3,Ag-MzP2,Ag-Nm2,Ag-UP の斜方輝石・角閃石の屈折率は,一般的な赤城火山起源テフラの屈折率から外れた特徴的な値を示し,対比に重要と考えられる.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.9795/bullgsj.61.465
- ISSN : 1346-4272
- CiNii Articles ID : 130003379213
- CiNii Books ID : AA11587519