共同研究・競争的資金等の研究課題

2006年 - 2008年

吹雪の発生・発達に関わる削剥過程の解明とそのパラメタリゼーション

日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

課題番号
18510166
体系的課題番号
JP18510166
配分額
(総額)
4,180,000円
(直接経費)
3,700,000円
(間接経費)
480,000円

吹雪による視程障害等を予測し、その被害を防止するためには、風速だけでなく、積雪の種類や状態を考慮して吹雪強度を定量化する必要がある。吹雪の発生と発達を通じて吹雪強度と密接に関連する雪面の削剥過程について、環境条件を制御した低温風洞実験を行った。その結果、削剥は風速とともに増大するが、雪面硬度が大きくなると急速に減少し、雪温が-10℃から0℃に近づくと減少することなどを明らかにした。また、野外観測から雪面の削剥の実態を明らかにした。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-18510166
ID情報
  • 課題番号 : 18510166
  • 体系的課題番号 : JP18510166