2014年4月 - 2016年3月
人為的RNA Editingを利用した遺伝コード修復法の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究 挑戦的萌芽研究
RNA editing機構を模倣して細胞内で人為的かつ部位特異的な塩基の脱アミノ化を誘導するため、ADAR1の活性中心部位とguide RNAをMS2システムを介して結合させた。レポーター遺伝子として、EGFPのNonsense変異体を使用した。これら3つの遺伝子をHEK293細胞に導入し、酵素-RNA複合体を作成させたところ、変異EGFP mRNAが細胞内で修復され、緑色蛍光を発する細胞が観察された。RNAの変異修復は、RT-PCR後にRFLPとsequencingによって確認した。また、ADAR ファミリーのアイソフォームで脱アミノ化による修復効率の相違も調べた。
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- 課題番号 : 26670167
- 体系的課題番号 : JP26670167