MISC

2006年

フジコナカイガラムシの土着天敵フジコナカイガラクロバチに対する数種薬剤の影響

福岡県農業総合試験場研究報告
  • 手柴真弓
  • ,
  • 堤隆文

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25
開始ページ
59
終了ページ
63
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
福岡県農業総合試験場

土着天敵を活用した防除体系を確立するため、カキ園で使用される殺虫剤13剤、殺菌剤3剤がフジコナカイガラムシの土着寄生蜂フジコナカイガラクロバチに及ぼす影響を調べた。壁面接触法による試験では、IGR系殺虫剤およびB剤はクロバチ成虫にほとんど影響を及ぼさなかったが、それ以外の殺虫剤は成虫の生存に悪影響を及ぼした。また、殺菌剤は殺虫剤に比べるとクロバチに及ぼす影響は小さかった。MEP水和剤やアセタミプリド水溶剤は悪影響期間が短かったことから、IGR系剤、B剤および殺菌剤に加えて、この両薬剤も露地のカキにおける天敵活用型防除体系で利用できると考えられる。

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/40015215787
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10485504
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/8598471
URL
http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010730499 本文へのリンクあり
ID情報
  • ISSN : 1341-4593
  • CiNii Articles ID : 40015215787
  • CiNii Books ID : AN10485504

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