共同研究・競争的資金等の研究課題

2012年 - 2012年

ATMの新規ゲノム安定性維持機構:染色体非ストレス時における細胞周期因子の制御

文部科学省  科学研究費補助金(挑戦的萌芽研究)  挑戦的萌芽研究

課題番号
24650622
体系的課題番号
JP24650622
担当区分
研究代表者
配分額
(総額)
3,900,000円
(直接経費)
3,000,000円
(間接経費)
900,000円
資金種別
競争的資金

ATMキナーゼは、主にDNA二重鎖切断部位(DSB)で活性化し機能する。本研究において我々は、ATMが染色体非ストレス時(DSB非存在下)のS期において、複製開始制御因子Cdt1の分解を制御していることを明らかにした。今までに得られた知見をまとめると、以下のようになる。① ATMによるCdt1分解制御にはキナーゼ活性が必要である。② MRN複合体もこの制御に必要であろう。③ Akt抑制、あるいはSkp2抑制は、ATM抑制と同じくCdt1分解を抑制した。よって、この新たなATM機能は、少なくとも部分的にはATM-Akt-Skp2経路を介していると考えられる。

リンク情報
URL
http://kaken.nii.ac.jp/d/p/24650622.ja.html
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-24650622
ID情報
  • 課題番号 : 24650622
  • 体系的課題番号 : JP24650622