2011年 - 2013年
バイリンガリズムを基盤とする言語教育の研究―CALPの育成をめざして
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究では、内容重視の教授法(CBI)と内容言語統合型学習(CLIL)の実践例を海外(米国、豪州、欧州、台湾)、国内に亘り広く調査・分析した。同時に日本の英語教育を、CALPの観点から思考を育む「発問」と「タスク」に着目し、新学習指導要領に則った日本の中学英語教科書を調査・分析することにより明らかにした。バイリンガリズムの「学習言語能力:CALP」という概念を軸に、社会文化的アプローチにおける人間教育という観点を加え、日本の土壌でCBI やCLILを効果的に応用・展開するための英語教育の研究開発を行うことを目的とした。具体的なカリキュラム、授業・教材設計の基盤となる教育モデルを提案した。
- ID情報
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- 課題番号 : 23520699
- 体系的課題番号 : JP23520699