2015年4月 - 2020年3月
保育者のアイデンティティ形成と自伝的記憶に関する長期縦断的混合研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究では、養成期から初任期、中堅期に至る12年間の長期縦断的調査から、保育者のアイデンティティの変化を捉え、自伝的記憶との関係を詳細に検討した。混合研究法を用いた検討の結果、保育者のアイデンティティの変化パターンには、「下降群」「上昇群」「低持続群」「高持続群」の4つを見出せることが明らかとなった。また、これらの変化パターンと自伝的記憶は明らかに対応しており、抽出された特徴語等から各群を整理した。今後の保育者支援への新たな手掛かりを得たと言える。
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- 課題番号 : 15K04296
- 体系的課題番号 : JP15K04296