MISC

2008年

医療人類学の原液

日本文化人類学会研究大会発表要旨集
  • 奥野 克巳

2008
開始ページ
314
終了ページ
314
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.14890/jasca.2008.0.314.0
出版者・発行元
日本文化人類学会

日本では、過去15年間に、看護・福祉系の大学が急増している。それは、医療人類学にとって、教育現場から社会へと、医療人類学の考えを流通させるチャンスである。しかし、医療人類学は、その<原液>を、医療教育の現場へと注入できていない。医療人類学は、注入すべき濃い<原液>をもたなくなったからである。医療人類学が求められる現状に対して、<原液>が薄まっているというジレンマ。どのような突破が可能かについて、文化人類学の現状と交差させながら考えてみたい。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.314.0
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130005049824
URL
https://jlc.jst.go.jp/DN/JALC/10034282266?from=CiNii
ID情報
  • DOI : 10.14890/jasca.2008.0.314.0
  • ISSN : 2189-7964
  • CiNii Articles ID : 130005049824

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