2002年 - 2004年
グローバル化する近代医療と民族医学の再検討
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
(1)研究調査活動
研究代表者の奥野克巳は、平成17年3月12日から3月27日までの間、イギリス国ロンドン市において、近代医療のグローバル化と帝国医療に関する文献調査研究を行った。主な調査機関は、ウェルカム財団(Welcome Institute)図書館、ロンドン大学東洋アフリカ学院(School of Oriental and African Studies, University of London)図書館、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(London School of Economics)図書館である。特に、大英帝国領時代のマラヤ(現マレーシア)における医療と人類学の活動をめぐる歴史文献・資料を調査した。
(2)パネル
平成16年6月5日〜6日に東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所において開催された日本文化人類学会第38回研究大会において、研究分担者・池田光穂が代表者となって分科会「帝国医療の問題系-近代化のレッスン-」を組織した。研究代表者の奥野克巳、研究分担者の花渕馨也、研究協力者の西本太、山崎剛がパネリストとして参加して、口頭発表を行った。各メンバーの演題は、以下のとおり。
池田光穂 「後発帝国医療-ファントム・メディシンの諸相」
奥野克巳 「サラワク先住民とグローバルな医薬品市場-生物資源、メガダイバーシティーの発見、帝国医療の現在-」
花渕馨也 「現地人看護師の仕事-コモロ諸島における帝国医療の教育と実践-」
西本太 「蚊帳をめぐる受容と反発-公衆衛生事業による辺境住民の主体化-」
山崎剛 「文明の病、熱帯の病-ヨーロッパ人の身体を通してみる帝国医療-」
(3)研究成果の公表
以下の11.研究発表にあるように、研究代表者の奥野克巳と研究分担者の池田光穂は、『熊本文化人類学』の第3号と第4号の連続する2号に渡って、合計4本の研究成果を公表した。
研究代表者の奥野克巳は、平成17年3月12日から3月27日までの間、イギリス国ロンドン市において、近代医療のグローバル化と帝国医療に関する文献調査研究を行った。主な調査機関は、ウェルカム財団(Welcome Institute)図書館、ロンドン大学東洋アフリカ学院(School of Oriental and African Studies, University of London)図書館、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(London School of Economics)図書館である。特に、大英帝国領時代のマラヤ(現マレーシア)における医療と人類学の活動をめぐる歴史文献・資料を調査した。
(2)パネル
平成16年6月5日〜6日に東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所において開催された日本文化人類学会第38回研究大会において、研究分担者・池田光穂が代表者となって分科会「帝国医療の問題系-近代化のレッスン-」を組織した。研究代表者の奥野克巳、研究分担者の花渕馨也、研究協力者の西本太、山崎剛がパネリストとして参加して、口頭発表を行った。各メンバーの演題は、以下のとおり。
池田光穂 「後発帝国医療-ファントム・メディシンの諸相」
奥野克巳 「サラワク先住民とグローバルな医薬品市場-生物資源、メガダイバーシティーの発見、帝国医療の現在-」
花渕馨也 「現地人看護師の仕事-コモロ諸島における帝国医療の教育と実践-」
西本太 「蚊帳をめぐる受容と反発-公衆衛生事業による辺境住民の主体化-」
山崎剛 「文明の病、熱帯の病-ヨーロッパ人の身体を通してみる帝国医療-」
(3)研究成果の公表
以下の11.研究発表にあるように、研究代表者の奥野克巳と研究分担者の池田光穂は、『熊本文化人類学』の第3号と第4号の連続する2号に渡って、合計4本の研究成果を公表した。
- ID情報
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- 課題番号 : 14510339
- 体系的課題番号 : JP14510339