2012年 - 2013年
主幹動脈狭窄症における炎症性サイトカインの動脈硬化進展作用の解析
文部科学省 科学研究費補助金(挑戦的萌芽研究) 挑戦的萌芽研究
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 3,640,000円
- (直接経費)
- 2,800,000円
- (間接経費)
- 840,000円
- 資金種別
- 競争的資金
ずり応力下における血小板由来炎症性サイトカインの発現は、いずれも時間依存性増加がみられ、糖尿病を保有する群では保有しない群に比べ増加率が有意に高かった。頚動脈狭窄症を有する患者における、炎症性サイトカイン値と一年間の心血管イベント、プラーク量、脂質割合との相関の検討については、有意な関連はみられなかったものの、脳梗塞発症群、不安定プラーク保有群では炎症性サイトカイン値が高い傾向がみられ、現在も解析中である。