相原 征代

J-GLOBALへ         更新日: 18/01/05 00:26
 
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研究者氏名
相原 征代
 
アイハラ マサヨ
所属
岐阜大学
部署
男女共同参画推進室
職名
特任助教
学位
修士(国際政治学)(青山学院大学), 博士(社会学)(トゥールーズ第二(ミライユ)大学(フランス)), 教養学士(埼玉大学), DEA de sociologie(トゥールーズ第二大学(ミライユ)), Docteur de sociologie(社会学博士)(トゥールーズ第二大学(ミライユ))
その他の所属
岐阜女子短期大学

プロフィール

日本の若者恋愛観・結婚観/恋愛・結婚観の日仏比較/ヨーロッパ文化・福祉/ジェンダー学/社会学/フランス語・フランス文化/イタリア語・イタリア文化

研究分野

 
 

経歴

 
2014年4月
 - 
2015年3月
佐賀大学 非常勤講師
 
2011年9月
 - 
2014年3月
佐賀大学 講師
 
2011年1月
 - 
2011年8月
イタリア・クレモナ市民大学 日本語教師
 
2004年10月
 - 
2005年6月
トゥールーズ第二大学(ミライユ) 非常勤講師
 
2002年4月
 - 
2002年7月
語学学校インリングア・トゥールーズ校 日本語教師
 

学歴

 
2000年9月
 - 
2011年6月
トゥールーズ第二(ミライユ)大学 大学社会学部博士課程 
 
1999年4月
 - 
2006年3月
青山学院大学 国際政治経済学研究科 国際政治学専攻博士課程
 
1995年4月
 - 
1998年3月
青山学院大学 国際政治経済学研究科 国際政治学専攻修士課程
 
1989年4月
 - 
1994年3月
埼玉大学 教養学部 教養学科
 

委員歴

 
2016年3月
 - 
2018年3月
岐阜県養老町  男女共同参画審議会委員議(魏長)
 

論文

 
インターフェイス教育の可能性 ― 『文化創造・現場力』の実践と教員・学生間の『相互作用』―
相原 征代
九州地区国立大学教育系・文系研究論文集   1(1)    2013年10月   [査読有り]
筆者の教育プログラム報告をもとに、現代社会において「インターフェイス科目」のように「学生の主体性」を重視し、比較的長期間かつ複数の教員によっておこなわれる大学授業には、カリキュラム構成に「デザインモデル」の設定が有効であること、そして、社会構成主義的学習観からさらに進んだ「認識枠組みの転換」、つまり学生を「単なる知識の容器」ではなく、アクティブな主体と見なす「大学教育のパラダイム転換」が必要であることを検証した。「学生と教員の相互作用」であるという担当教員共通の認識のもとに実施された本プロ...
インターフェイス教育の可能性:『文化創造』と『現場力』の実践― 担当教員によるカリキュラム例報告
相原 征代
佐賀大学全学教育機構   (1) 93-101   2013年7月   [招待有り]
平成24年度に実施されたインターフェイス試行科目『文化創成学 ― 豊かさへのたくらみ』の教育プログラム成果報告。本プログラムの最終目標である履修学生による「大学文化の創成」を、学生とともに紡ぎ出そうと努め、担当教員も、「インターフェイス教育による『文化創成を教育する』」という課題に挑戦し、「作品」を生み出した。教員と学生とが相互に作用しつつ、お互いに一つの文化創成を果たす授業をすることが、この教育プログラムの最終目標である。
日本における少子化問題とその社会的背景の分析
相原 征代
EMPAN   (88) 116-122   2012年12月   [査読有り]
現在日本では、少子化問題が社会問題として広く共有されているが、その日本的特徴として、少子化が晩婚化と結びついて進行していることが挙げられる。日本ではいまだに結婚が一種の通過儀礼として存在しており、そのため独身者の増加及び晩婚化が少子化に直結しているのである。そして、この少子化における日本的特色が日本社会独特の現象を生み出している。その例として、「できちゃった結婚」と「パラサイトシングル」現象を紹介した。
日本における結婚の意義の文化・社会学的分析と母性の「個人化」の可能性に関する一試論
相原 征代
トゥールーズ第二(ミライユ)大学(フランス)   1-311   2011年6月
西欧諸国における婚姻カップル数の減少とは対照的に、日本では結婚が一種の通過儀礼として存在している。この背景には、日本人の特殊な恋愛観(「正しい恋愛」と「普通の恋愛」の区別)が潜んでいることを発見した。この「正しい恋愛」の過度の重視による弊害(少子化、晩婚化等)の解決策として、「オートエロティスムとしての母性」概念を提案する。
セックス産業の日仏比較と母性意識の社会学的研究―風俗嬢を対象として
相原 征代
トゥールーズ第二(ミライユ)大学(フランス)      2002年9月
博士論文の計画評価に相当するDEA論文。売春と結婚をめぐる西欧の歴史を振り返り、男性による女性の二元的区別を浮き彫りし、リュス・イリガライの「オート・エロティスム」という概念を導入した。女性性の特徴である流体性、触覚性、複数性がこの男性的二元論を「故障させる」ことができる可能性を示し、母性は女性の「オート・エロティズム」であるという著者の概念を提示する。
『フェミニズム』における母娘関係の研究-クリステヴァ・イリガライにみる『二元論』克服の試み-
相原 征代
青山学院大学国際政治経済学研究科国際政治学専攻      1998年3月
「象徴体系」の分析によって女性解放の思想を示したフランスの女性思想家、クリステヴァとイリガライの「母娘関係」の分析を通じてそれを試みた。「男と女」という二元論以外の思考方法の可能性のためには、「線的時間」概念(「進歩思想」)の放棄と、男性文化に支配されている女性性の「模倣・仮装」による意識化が必要であり、女性と男性に与えられている「役割」を唯一で切り離せない「皮膚」のようなものとしてではなく、それらを「衣装」として捉えなおし、その意識化を目指す提案をした。

Misc

 
相原 征代
岐阜大学教育推進・学生支援機構年報   (3) 157-168   2017年12月
1900年前後フランス規制売春制度の変容と梅毒―梅毒という「他者」の排除から受容へ―
相原 征代
青山学院大学国際政経大学院紀要   (11) 247-269   2001年1月
梅毒という人間の性的欲望と切り離すことのできない病気を、社会がどのように他者として「排除」しようとしてきたかを明らかにするために、フランスで行われていた規制売春制度(「フランス方式」)を取り上げた。梅毒の治癒可能性が「他者」としての社会的排除の必然性を減少させ、売春婦と普通の女性の区別の不明瞭化が、売春婦の社会的排除を困難にさせたのである。1900年前後のフランスにおける規制売春制度の変化は、梅毒という「他者」の排除から受け入れへという心性の変化を伴って起きたのではないか、というのが著者の...
売春のアンビヴァレントな歴史に関する一試論
相原 征代
女性空間   (16) 44-60   1999年3月
ヨーロッパの売春の歴史は、容認・繁栄から禁止・撲滅への直線的なものではなく、その両者を揺れ動くアンビヴァレントなものであった。売春の長期間の存続を支えたのは「公共性」であり、売春婦たちが社会に、そして「男たち」に一番「恩恵」を与えるように、アンビヴァレントに保たれていたのではないだろうか、というのが本論の結論である。

書籍等出版物

 
藤田 尚志, 宮野 真生子, 相原 征代, 大島 梨沙, 吉岡 剛彦, 梅澤 彩, 久保田 裕之, 赤枝 香奈子, 奥田 太郎 (担当:共著)
ナカニシヤ出版   2016年4月   ISBN:9784779510106
日本とフランスの学生の結婚間の違い(結婚したい・したくない)は、結婚の利益・不利益という「コインの両面」を違う方向から眺めているようなものであり、近代化の過程において「結婚」そのものが「不平等」なものとして成立していることを指摘した。日本の少子化・晩婚化対策はそのような「不平等な結婚」を前提とした対策が必要である。
臨床知と徴候知
後藤・吉岡編 (担当:共著, 範囲:60-88頁)
作品社   2012年3月   ISBN:4861823765
筆者が行った600件の恋愛相談の分析を基に、「架空のモデル恋愛相談」に答えるという形をとり、現代社会の「恋愛・結婚」の社会規範と、若者の恋愛観に存在するギャップを明らかにした。恋愛の段階ですでに求められる二人の関係の「成熟度」が高まり、現実の社会では結婚が「恋愛の成熟の結果としての」結婚となっている。従って、相対的に恋愛に対する結婚の重要度が低下している一方で、日本の若者(特に女性)の「人生の一大転機」としての結婚への期待が以前のままであり、その「ギャップ」に苦悩する若者の姿が「恋愛相談」...

講演・口頭発表等

 
「結婚をめぐる生きづらさ」を『生きづらさ学』的に分析してみる ― 生きづらさ学における「評価モデル」確立の試み ―
相原 征代
日本国際文化学会第16回全国大会共通論題   2017年7月8日   日本国際文化学会
「生きづらさ評価モデル」を実際に運用し「生きづらさ」をどのように「可視化」し分析できるかを、当日参加する研究者とともに議論する。今までは、分野ごとの「対症療法」でしか分析できなかった個人の「生きづらさ」を、「生きづらさ学」による可視化によって学際的に分析することを可能にし、個々の生きづらさに「共通項」を見つけようとする試みは、個人に起因すると思われていた生きづらさを「社会文化的」なレベルへ「配分」し、その文化背景的な要素を明らかにする。
「生きづらさ学」の構築とその学際的応用の可能性
相原 征代
日本国際文化学会第15回全国大会(自由論題)   2016年7月16日   日本国際文化学会
「生きづらさ」の定義は、「本人がツライと思えば、それは生きづらさに「認定」される」というものである。そもそも「生きづらさ」とは、主観的に決定されるものであり、同じ状況でもある人は「生きづらい」と感じ、ある人はそうは感じない。そこで、客観的な条件を「棚にあげて」、「主観的要因にのみによって認定」されることとする。このように「生きづらさ」を『認定』した上で、社会問題としての「生きづらさ」解決という「社会医学」的応用においては、その「度合い」を「客観的」にはかる「ものさし」を提供する。障害の「社...
大学生アンケートに見る若者の 性役割分担について
相原 征代
第16回世界社会学会議   2014年7月   
現代若者の「恋愛のカタチ」―男女の「バランス感覚」と「安心」
相原 征代
第13回日本国際文化学学会 全国大会   2014年7月   日本国際文化学学会
佐賀大学で実施したインタビュー調査を通じて、現代若者カップルの恋愛のあり方について分析した。「男がリードすべき」などの男女の伝統的規範意識はなくなりつつあり、「若者なりの男女間のパワーバランス」が重視されている一方で、結婚観に関しては以前からあまり変わっておらず、恋愛相手に求めるものも「恋愛の楽しさ」や「感情の高まり」ではなく、「楽であること」「安心できること」など、以前では結婚相手に求められた「安定」が、恋愛にも求められている(恋愛の肥大化と結婚の相対的価値低下)ことを明らかにした。
日本の主婦回帰現象について
相原 征代
第4回IASSCS国際学会   2007年6月   セクシャリティ・文化・社会学国際学会(IASSCS)
日本の女性は、変わらない「男女差別」に失望し、それが「専業主婦回帰現象」を生み出していることを示す、統計・アンケート調査を発表した。
日本のセックスワーカー
相原 征代
第4回IASSCS国際学会   2007年6月   セクシャリティ・文化・社会学国際学会(IASSCS)
日本では、「フーゾク産業」という世界的に見ても特殊な産業が「合法的に」存在している。その法的根拠と特色を紹介した。
日本の結婚
相原 征代
第2回フランス社会学学会   2006年9月   フランス社会学学会
フランスと違い、日本の結婚が現在でも一種の「通過儀礼」として存在しており、「婚外子」を忌避するために、「できちゃった結婚」などの社会現象が存在することを紹介した。
日本における少子化と「愛ある結婚」制度―フランスの結婚事情との比較
相原 征代
日仏女性資料センター第1回会員研究発表会   2005年7月   日仏女性研究学会
日本の少子化は晩婚化・未婚化と深く結びついており、その現象はフランスと違い、「結婚」が「愛の証」として機能している日本の特殊性に原因がある。フランスとの結婚観を比較しながら、日本の結婚の意義の「特殊性」について発表した。

担当経験のある科目

 

競争的資金等の研究課題

 
「生きづらさ学」構築に向けて
ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(連携型): 連携型共同研究支援
研究期間: 2015年10月 - 2018年3月    代表者: 小山 真紀

社会貢献活動

 
岐阜市女性センター男女共同参画講座「だれが決めたの?オトコとオンナのきまりごと」
【講師】  岐阜市女性セター  男女共同参画講演会「誰が決めたの?オトコとオンナのきまりごと」  2017年9月30日 - 2017年9月30日
非常勤講師
【】  岐阜市立女子短期大学  岐阜市立女子短期大学  2016年9月20日 - 2017年3月31日
男女共同参画講演会(岐阜県羽島市)
【講師】  岐阜県羽島市  羽島市男女共同参画講演会「オトコとオンアのあたりまえ再考」  2015年9月12日 - 2015年9月12日

その他

 
2011年1月
イタリア語上級(ヨーロッパ共通言語C1レベル)