2013年4月 - 2016年3月
マウス味蕾におけるエストロゲンの機能解析
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
我々は味蕾における味覚情報伝達におけるエストロゲンの機能に注目して、エストロゲンの合成酵素の1つであるアロマターゼのノックアウトマウス(ArKO)を使用して、味蕾におけるエストロゲンの機能を検索した。ArKOマウスでは、甘味の味覚感受性の低下が認められた。また、味蕾におけるエストロゲンレセプターの発現を検索したところ、ERαとGPR30が味蕾細胞の一部で発現が認められ、味蕾細胞間の情報伝達にもエストロゲンが関係していることが推測された。
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- 課題番号 : 25462870
- 体系的課題番号 : JP25462870