江頭 港

J-GLOBALへ         更新日: 19/03/02 03:01
 
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研究者氏名
江頭 港
 
エガシラ ミナト
所属
日本大学
部署
生物資源科学部一般教養
職名
教授
学位
博士(工学)(九州大学)

研究分野

 
 

経歴

 
1998年5月
 - 
2004年6月
九州大学 機能物質科学研究所 助手
 
2004年7月
 - 
2013年3月
山口大学 大学院理工学研究科 准教授(2005年まで 工学部応用化学工学科 助教授)
 

学歴

 
1990年4月
 - 
1994年3月
早稲田大学 理工学部 応用化学科
 
1994年4月
 - 
1998年4月
九州大学 総合理工学研究科 分子工学専攻
 

委員歴

 
2015年8月
   
 
日本化学会電気化学ディヴィジョン  化学電池材料研究会
 
2009年1月
   
 
電気化学会  電池技術委員会
 
2000年1月
   
 
電気化学会  キャパシタ技術委員会
 

論文

 
Lithium ion conduction in ionic liquid-based gel polymer electrolyte
M. Egashira, H. Todo, N. Yoshimoto, M. Morita
Journal of Power Sources   178(2) 729-735   2008年4月   [査読有り]
電気二重層キャパシタ電極としての活性炭が含有する水分の定量
江頭 港,泉 拓磨,吉本信子,森田昌行
Journal of Power Sources   326 635-640   2016年9月
電気二重層キャパシタ用活性炭電極の細孔内水分量を、非水溶媒に浸漬して脱離する水分のカールフィッシャー法での定量により決定する手法を提案した。研究計画の立案および実験指導を行い、論文を執筆した。
江頭 港,平塚香織
電気化学および工業物理化学   84(10) 772-775   2016年10月   [査読有り]
優れたマグネシウム電析特性を示す電解質である臭化エチルマグネシウム錯体とマグネシウムスルホニルイミド塩を種々の比率でトリグライム中に溶解した溶液を調製し、溶液組成が溶液構造およびマグネシウム電析に及ぼす影響を、ラマン分光法を利用して見積もった。マグネシウム電析は臭化エチルマグネシウム濃度に対応し直線的に変化しているが、マグネシウムの配位構造は混合により顕著に変化し、溶質同士の反応を示唆している。
The preparation of quaternary ammonium-based ionic liquid containing a cyano group and its properties in a lithium battery electrolyte
M. Egashira, S. Okada, J. Yamaki, D. A. Dri, F. Bonadies, B. Scrosati
Journal of Power Sources   138(1-2) 240-244   2004年11月   [査読有り]
Pseudo-capacitance of composite electrode of ruthenium oxide with porous carbon in non-aqueous electrolyte containing imidazolium salt
M. Egashira, Y. Matsuno, N. Yoshimoto, M .Morita
Journal of Power Sources   195(9) 3036-3039   2010年5月   [査読有り]

Misc

 
江頭 港
Electrochemistry   85(10) 640-642   2017年10月   [査読有り]
ナノサイズFe3O4と炭素ナノ繊維(CNF)との複合体について、これまで鉄の利用率の向上を検討してきたが、水素発生副反応や高い過電圧、自己放電など他の問題点も電極特性に影響する。このうち水素発生は、電極表面をポリ(エチレングリコール)で被覆することで、ある程度抑制することができた。この効果には2価の鉄イオンの溶出と凝集が関与する。
「ローカルな環境問題」を課題とする参加型教育の試み
江頭 港
人間科学研究   (13) 99-107   2016年3月   [査読有り]
F. Sagane, K. Ogi, A. Konno, M. Egashira, K. Kanamura
Electrochemistry   84(2) 76-78   2016年2月   [査読有り]
M. Egashira
Electrochemistry   83(5) 354-356   2015年5月   [査読有り]
主に酸化鉄Fe2O3を含む鉄/ナノ炭素複合電極において、Fe2+あるいはNi2+といった二価のイオンを導入し、構造および鉄の利用効率に及ぼす影響を調査した。Fe2+を含む場合、酸化鉄粒子は粗大化・結晶化したのにも関わらず、鉄あたり容量は1.4倍に向上した。一方Ni2+の導入では容量が低下した。
江頭 港,中山智史,吉本信子,森田昌行
電気化学および工業物理化学   82(4) 273-275   2014年4月   [査読有り]
ゾルーゲル沈殿法による調製条件が、水酸化鉄と繊維状ナノ炭素との複合体の電極特性に及ぼす影響を検討した。析出形態、特に水酸化鉄粒子の分散性、および電極特性は、アルカリの種類や滴下速度に依存する。

書籍等出版物

 
(Edited by) Cornelia Breitkopf and Karen Swider Lyons(Co-authors of corresponding part)Thierry Brousse, Daniel Belanger, Kazumi Chiba, Minato Egashira, Frederic Favier, Jeffrey Long, John R. Miller, Masayuki Morita, Katsuhiko Naoi, Patrice Simon, Wataru Sugimoto
Springer   2016年12月   ISBN:978-3-662-46656-8
リチウム二次電池や燃料電池などエネルギー貯蔵に関わる電気化学システムに関連して、熱力学や電気化学といった科学的原理の基礎的事項から、個々のデバイスの特徴、最近の研究動向や実験的事項まで網羅したハンドブック。
ナトリウムイオン二次電池の開発と最新技術
岡田重人,駒場慎一,山田淳夫,他36名
技術教育出版社   2015年11月   ISBN:978-4-907837-26-6
リチウムの資源的制約のため、リチウムイオン二次電池のリチウムをナトリウムに代替する新規な二次電池系が検討されている。この電池の安全性を確保するために、難燃性のイオン液体を含む電解液の適用が試みられている。こうした試みについて、前任校での取り組みの成果も併せて紹介した。
マクマリー生物有機化学 第4版(原著7版)基礎化学編
ジョン・マクマリー他(著),菅原二三男(監訳),江頭 港 他10名訳 (担当:共訳, 範囲:第6章 化学反応:モルと質量の関係)
丸善出版株式会社   2015年1月   ISBN:978-4-621-08895-1
バイオ系,生命科学系,食品系,理学系などで生命科学を専攻する、化学の初学者向けの教科書。生命科学への展開を念頭に置いて、化学の基礎的事項を図表を含め分かりやすく網羅している。
蓄電デバイスの今後の展開と電解液の研究開発
鳶島真一(監修),江頭 港,他47名
株式会社シーエムシー出版   2014年12月   ISBN:978-4-7813-1047-3
リチウム二次電池に代表される蓄電デバイスにおいて、電解液は性能や信頼性を決める重要な構成材料である。非水電解液を用いるデバイスの安全性向上のため、難燃性のイオン液体の適用が試みられている。イオン液体電解液の熱安定性評価に関する取り組みを概説した
大容量キャパシタの開発と市場
西野 敦,江頭 港,他10名
株式会社シーエムシー出版   2014年7月   ISBN:978-4-7813-0951-4
高出力特性に優れる電気二重層キャパシタおよびリチウムイオンキャパシタについて、現在の研究開発の状況および用途別市場動向を網羅している。担当部分では、電解液にイオン液体を用いた電気二重層キャパシタの動向および取り組みを概説した。

講演・口頭発表等

 
フェノキシイミン配位子ハロゲン化マグネシウム錯体電解液中でのマグネシウム負極の挙動
江頭 港、平塚 香織、高原 里美、松原 公紀
第58回電池討論会   2017年11月16日   電気化学会電池技術委員会
イブプロフェンを吸着した活性炭の静電容量
江頭 港,吉本信子,森田昌行
第9回アジア電源会議   2017年8月23日   
アルカリ水溶液中での酸化鉄複合電極の充放電挙動
江頭 港
第57回電池討論会   2016年12月1日   公益社団法人電気化学会 電池技術委員会
アルカリ水溶液を電解液とする二次電池の負極として、酸化鉄/ナノ炭素繊維複合電極を提案しており、最適組成を検討してきた。ここでは最適組成以外に実用上課題として挙げられる充電時水素発生、充放電過電圧、サイクル特性および自己放電への対応を検討した。水素発生は複合電極にポリエチレングリコールを添加することで、ある程度抑制できた。サイクル特性も若干改善された。他の問題は鉄の酸化還元の本質的課題であり、この対応では改善が見られなかった。
Magnesium Deposition in Non-aqueous Electrolytes Containing Multi-dentate Magnesium Halide Complex
Minato Egashira, Kaori Hiratsuka, Kouki Matsubara, Kei-ichiro Sodeyama, Yoshitaka Tateyama, Yasuhiro Akita, Yuichi Munakata, Kiyoshi Kanamura
第67回国際電気化学会   2016年8月24日   国際電気化学会
江頭 港,平塚 香織,松原 公紀,袖山 慶太郎,館山 佳尚,秋田 康宏,棟方 裕一,金村 聖志
電気化学会第83回大会   2016年3月30日   公益社団法人電気化学会
ハロゲン化アルキルマグネシウム錯体のエーテル溶液は優れたマグネシウム電析特性を示す電解液となるが、この錯体は水分などに対し不安定で、実用上問題となりうる。優れた電析能を保ちつつ安定性を改善するため、フェノキシイミン骨格からなる多座配位子を設計し、このマグネシウム錯体をスルホニルイミド塩電解液に添加して電析特性を調査した。新規錯体は大気中で安定であり、これを添加することでマグネシウム電析の過電圧が低減した。錯体が含有する水分の定量およびその影響も調査した。

担当経験のある科目

 
 

競争的資金等の研究課題

 
マグネシウム負極に関する研究
科学技術振興機構: 戦略的創造研究推進事業(先端的低炭素化技術開発)
研究期間: 2013年7月 - 2019年6月    代表者: 金村聖志
二次電池への適用に向けた鉄の酸化還元過程の制御
科学研究費補助金
研究期間: 2013年4月 - 2016年3月    代表者: 江頭 港

特許

 
特願2016-057145 : 電解液、マグネシウム二次電池、電解液の製造方法
江頭 港,松原公紀,秋田康宏,棟方裕一,金村聖志
2015-078530 : マグネシウム二次電池用負極の処理方法,マグネシウム二次電池用負極及びマグネシウム二次電池
江頭 港