2011年 - 2013年
アバール語における動詞+動詞型の複合動詞に関する総合的研究
文部科学省 科学研究費補助金(基盤研究(C)) 基盤研究(C)
- 課題番号
- 23520484
- 体系的課題番号
- JP23520484
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 5,070,000円
- (直接経費)
- 3,900,000円
- (間接経費)
- 1,170,000円
- 資金種別
- 競争的資金
(i)動詞A+動詞Bのタイプの複合動詞で動詞Bとしてどの動詞がどのような意味で使われているのか、(ii)それぞれの動詞Bに対して動詞Aとしてどの動詞がどのような変化形で使われているのか、(iii)動詞が単独で使われている時と動詞A+動詞Bのタイプのそれぞれの複合動詞で動詞Aとして使われている時で動詞の項が取る格に違いがあるのか、ある場合は、どのような対応関係を示すのかということを中心にアバール語の動詞A+動詞Bのタイプの複合動詞の特徴を明らかにしていくための基礎段階として、標準アバール語で書かれた本、雑誌、新聞のテキストからいろいろなタイプの複合動詞を拾い出して、どのようなタイプの複合動詞があるのかを見つけるとともに、いくつかのタイプの複合動詞に関して電子化してあるテキストの中にあるそれぞれの実例にXML形式で注釈のタグを加えることを行った。新しく見つけた複合動詞の一例を示すと、反実仮想の条件文の主節で未来時制の連体形+AM-uk'ine「ある、いる」の過去時制の連体形が疑問詞とともに使われている。また、電子化テキストにタグを加えた複合動詞の一例を示すと、現在時制あるいは未来時制の連体形+AM-uk'ine「ある、いる」で表される動詞の進行相である。どの動詞が動詞Aだと動詞Aが現在時制で用いられるのか、未来時制で用いられるのか、現在時制でも未来時制でも用いられる場合には、お互...
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 23520484
- 体系的課題番号 : JP23520484