若年性パーキンソン病患者の主観的なQOLについて、SEIQol-DWを用いて継続的にフォローしている。その際、ライフヒストリーを併用して分析を行い、同患者における職業や妊娠・出産といったライフタスクに関する思いや背景について考察を進めている。個人の反応は様々であるが、患者が疾患と向き合い、自分の生活について前向きに考えていけるためには、周囲の理解やサポート、打ち込める何かの存在が大きいことがわかってきている。