基本情報

所属
日本大学 生物資源科学部 獣医学科 教授

J-GLOBAL ID
200901044360752688
researchmap会員ID
1000269009

外部リンク

 これまでに私は分子生物学、生化学、免疫組織学ならびに電気生理学的手法を用いて、Ca活性化ClチャネルやTRPチャネルを中心にして、皮膚と口腔粘膜上皮の分化・重層化研究や、上皮再生機構の研究へと関連付ける取組みを進めてきました。また、ヒストン脱メチル化剤による遺伝子の発現制御などのエピジェネティック制御研究も行ってきました。, 現在、イオン透過機構を持つタンパク分子の局在と機能や、その遺伝子の転写制御を生理学的な観点から、あるいはがん細胞の悪性形質獲得の機構を病態生理学的な観点から研究を進めています。その主なものは、1.イオン輸送体の生理活性と発現に対する薬物制御、2.腫瘍の進展に影響を及ぼす細胞外マトリックスとイオン輸送体を標的にした治療薬探索、3.肝細胞モデル系を用いた薬物代謝機構の研究、4. 重層扁平上皮の恒常性維持に関与する上皮―結合組織の相互作用の研究です。生命活動に重要な機能を担う分子を薬物で制御することで獣医療における新たな疾患治療法にアプローチしようと考えています。

論文

  78

MISC

  1

書籍等出版物

  5

講演・口頭発表等

  23

担当経験のある科目(授業)

  6

共同研究・競争的資金等の研究課題

  17