MISC

2021年9月

TMAとaHUS(第7回) 骨髄移植後TMAとaHUS

Thrombosis Medicine
  • 岡村 浩史
  • ,
  • 中前 博久

11
3
開始ページ
227
終了ページ
231
記述言語
日本語
掲載種別

<Points>■近年、骨髄移植後TMA(TA-TMA)の発症病態として補体経路活性化の機序が注目されており、エクリズマブを始めとした様々な抗補体薬の検討がなされている。■TA-TMAの臨床診断基準には様々なものが提案されているが、いずれの診断基準を満たす場合においても、移植予後に悪影響がある。■非典型溶血性尿毒症症候群(aHUS)は第二経路の異常活性化がその病態の本質であることが明らかにされ、エクリズマブの高い奏効率が報告されている。■aHUSとTA-TMAの病態には未だ不明な点も残されており、さらなる病態の解明と各病態に応じた病型分類、治療法の確立が望まれる。(著者抄録)

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ID情報
  • ISSN : 2186-0327

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