MISC

1997年8月13日

TDD移動通信システムにおける時間/空間プリコーディングの効果

電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集
  • 冨里 繁
  • ,
  • 府川 和彦
  • ,
  • 松本 正

1997
1
開始ページ
398
終了ページ
398
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人電子情報通信学会

送受別周波数を用いる移動通信システムで利用できるアダプティブ送信アレーの検討が行われている. また, 上りおよび下り回線で同一周波数を用いるTDD方式では, アダプティブ送信アレーを用いることで, 下り回線においても受信SIRが改善することを示した. 一方, TDDを用いるCDMA方式で, 時間軸上でのプリコーディングが検討されている. この時間プリコーディング機能をアダプティブ送信アレーに付加することにより, 伝搬路におけるパス間の遅延にも対応することができる. そこで, 高速ディジタル伝送用のTDD移動通信システムにおいて, 下り回線に時間/空間プリコーディングを適用した場合の受信特性改善効果を検討したので報告する.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003341941
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10489017
ID情報
  • CiNii Articles ID : 110003341941
  • CiNii Books ID : AN10489017

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