岡本佳子 (Yoshiko Okamoto) - マイポータル

基本情報

所属: 国際基督教大学アジア文化研究所研究員
: 大東文化大学東洋研究所兼任研究員

学位: 修士（比較文化）(国際基督教大学大学院)
博士（学術）(国際基督教大学大学院)

J-GLOBAL ID: 200901041341281128
researchmap会員ID: 5000065488

研究キーワード

研究分野

経歴

2016年4月 - 現在

拓殖大学, 外国語学部, 非常勤講師
2016年4月 - 現在

青山学院大学, 総合文化政策学部, 非常勤講師
2013年4月 - 現在

国際基督教大学アジア文化研究所, 研究員
2007年 - 現在

千葉大学, 普遍教育科目, 非常勤講師
2016年9月 - 2020年3月

Part-time Lecturer, J. F. Oberlin University
2016年9月 - 2020年3月

桜美林大学, グローバル・コミュニケーション学群, 非常勤講師
2013年 - 2014年

国際基督教大学, 教養学部アーツ・サイエンス学科, 非常勤講師
1996年 - 2014年

国際基督教大学教養学部非常勤研究助手
2004年4月 - 2013年3月

国際基督教大学アジア文化研究所, 準研究員
2004年 - 2006年

財団法人渋沢栄一記念財団研究部非常勤研究助手・研究員
1999年 - 2004年

国際基督教大学社会科研究所非常勤研究助手
1999年 - 2003年

Research Assistant, Social Science Research Institute,
国際基督教大学

学歴

1996年4月 - 2004年3月

国際基督教大学大学院, 比較文化研究科博士後期課程, 思想史 . 比較文化
- 2004年

国際基督教大学
1994年4月 - 1996年3月

国際基督教大学大学院, 比較文化研究科博士前期課程, 近代日本思想史
- 1996年

国際基督教大学
- 1994年

成蹊大学, 文学部, 文化学科
- 1994年

成蹊大学

委員歴

2019年9月 - 2022年3月

日本フェノロサ学会, 機関誌編集委員
2014年9月 - 2022年3月

日本フェノロサ学会, 幹事

論文

岡倉覚三が描く「道教」―『茶の本』と20世紀転換期の寓話―

岡本佳子

東洋研究 230 (1)-(32) 2023年12月
日本仏教の海外布教と20世紀初頭の日米・日中関係

岡本佳子

アジア文化研究 49 33-64 2023年3月査読有り
鈴木大拙と岡倉覚三―英語圏に伝えられた禅と日本文化―

岡本佳子

宗教研究 92(別巻) 84-85 2019年3月
カルカッタのマリック家—岡倉覚三が親交を結んだもうひとつのベンガルの名家—

岡本佳子

公益財団法人横山大観記念館編『館報』 32 3-14 2017年3月招待有り
An Asian Religion Conference Imagined: Okakura Kakuzō, Oda Tokunō, Swami Vivekananda and Unwoven Religious Ties in Early Twentieth-Century Asia

岡本佳子

Japanese Religions 41(1 & 2, Spring & Fall 2016) 1-24 2016年査読有り
中国をめぐる岡倉覚三の洞察と東邦協会—明治二六年の清末中国旅行について—

岡本佳子

日本フェノロサ学会機関誌『LOTUS』 34(34) 81-97 2014年3月査読有り
岡倉覚三と近代のジャガノート

岡本佳子

国際基督教大学大学院博士論文 2012年10月
博士論文「岡倉覚三と近代のジャガノート」

岡本佳子

国際基督教大学大学院 2012年10月
インドにおける天心岡倉覚三―「アジア」の創造とナショナリズムに関する覚書き—

岡本佳子

近代世界の「言説」と「意象」—越境的文化交渉学の視点から― 181-211 2012年1月
「明治時代の第二革新」における文化形成—岡倉覚三・陸羯南・政教社—

岡本佳子

季刊日本思想史 77(77) 85-107 2010年
岡倉覚三（天心）と文化研究の政治性—第一回中国旅行後の発言を中心に—

岡本佳子

『日本精神文化』第18号 67-72 2008年
ラビンドラナート・タゴールと岡倉覚三（天心）—ナショナリズムをめぐって—

岡本佳子

アジア文化研究 (別冊17) 49-75 2008年査読有り
「日露戦争期のアメリカに向けた岡倉覚三の発言—新聞論説“Japan and the ‘Yellow Peril’ ”について—」

岡本佳子

岡倉天心研究会「鵬の会」編『鵬』第2号 30-33 2006年2月
「岡倉覚三と日露戦争―文化の政治的問題の場―」

岡本佳子

『LOTUS』 26(26) 13-39 2006年
「日露戦争期英米ジャーナリズムに見る岡倉覚三一行―「日本美術院欧米展新聞記事切抜帖」について―」

岡本佳子

『アジア文化研究』 31(31) 71-92 2005年3月査読有り
「岡倉覚三と英語—非西洋地域における英語普及の歴史的意味—」

岡本佳子

岡倉天心研究会「鵬の会」編『鵬』第1号 49-63 2004年9月
タゴールのネイション観－20世紀初頭の発言を対象に－

岡本佳子

『アジア文化研究』 26 133-153 2000年査読有り
岡倉天心『東洋の理想』の構造‐「アジアはーつ」と「国民的」なるものの相克‐

岡本佳子

『日本思想史学』 29(29) 173-190 1997年査読有り

MISC

講演録「岡倉覚三にとっての中国 ―『茶の本』とその周辺から―」

岡本佳子

岡倉天心市民研究会（岡倉天心横浜顕彰会）編『天心報』 (第54号) 1-16 2024年7月招待有り
書評「外川昌彦著『岡倉天心とインド「アジアは一つ」が生まれるまで』―岡倉天心のインド体験というテーマを大きく前進させた」

岡本佳子

図書新聞 (第3640号) 2024年5月25日招待有り
コメント「境界を跨ぐ人々の「場」を探る―吉永進一から引き継ぐ営為」

岡本佳子

近代仏教 (31) 50-55 2024年5月招待有り
講演録「岡倉覚三・織田得能の東洋宗教会議と近代アジアの宗教者たち」

岡本佳子

岡倉天心市民研究会（岡倉天心横浜顕彰会）編『天心報』第50号 1-14 2023年9月招待有り
書評「岡倉覚三著／古田亮著･訳／芹生春菜訳注『新訳東洋の理想―岡倉天心の美術思想』―単純な図式化を寄せ付けない『東洋の理想』」

岡本佳子

図書新聞 (第3571号) 2022年12月17日招待有り
講演録「『東洋の理想』を読む」

岡本佳子

岡倉天心市民研究会（岡倉天心横浜顕彰会）編『天心報』第11号 1-9 2016年3月招待有り
書評「中野目徹著『明治の青年とナショナリズム—政教社・日本新聞社の群像』（吉川弘文館・二〇一四年）鈴木啓孝著『原敬と陸羯南—明治青年の思想形成とナショナリズム』（東北大学出版会・二〇一五年）」

岡本佳子

『日本思想史学』 (47) 231-238 2015年9月査読有り招待有り
書評と紹介「清水恵美子著『岡倉天心の比較文化史的研究—ボストンでの活動と芸術思想—』」

岡本佳子

『日本歴史』第779号(779) 124-126 2013年4月査読有り招待有り
「国際アメリカ学会(IASA)北京大会でのワークショップ発表の報告」

岡本佳子

岡倉天心研究会「鵬の会」編『鵬』第5号 34-37 2010年4月
「インド印象記—岡倉覚三渡印から百年を経て—」

岡本佳子

岡倉天心研究会「鵬の会」編『鵬』第4号 1-6 2008年4月

書籍等出版物

『神智学とアジア―西からきた〈東洋〉』

吉永進一, 岡本佳子, 莊千慧 (担当:共編者(共編著者), 範囲:「ウィリアム・スタージス・ビゲロウと神智学―近代オカルティズムが生んだアメリカ人仏教徒」、コラム「宗教会議の時代」、「あとがき」)

青弓社 2022年8月 (ISBN: 9784787220950)
『越境する宗教史』上巻

久保田浩, 鶴岡賀雄, 林淳, 深澤英隆, 細田あや子, 渡辺和子編 (担当:共著, 範囲:「岡倉覚三が語る儒仏道―越境する明治日本の知的アマチュアリズムと東アジアの「宗教」―」)

リトン 2020年11月
『天心をめぐる人々』

大東文化大学東洋研究所・岡倉天心研究班編著 (担当:共著, 範囲:「日印にまたがる東洋宗教会議の夢 ―岡倉覚三・織田得能の般若波羅蜜多会をめぐる宗教者たち―」)

大東文化大学東洋研究所 2020年3月
『帰一協会の挑戦と渋沢栄一―グローバル時代の「普遍」をめざして―』

見城悌治編 (担当:共著, 範囲:第八章「初期帰一協会の国際交流活動と宗教的自由主義―成瀬仁蔵・姉崎正治の活動と米国ユニテリアンを中心に―」/コラム３「帰一協会に賛同した欧米の人士たち」)

ミネルヴァ書房 2018年2月
『岡倉天心—明治国家形成期における「日本美術」』

大東文化大学東洋研究所, 岡倉天心研究班編著 (担当:共著, 範囲:「明治に生まれた「美術」をめぐる政治―青年文部官僚岡倉覚三と明治10年代の美術奨励―」)

大東文化大学東洋研究所 2016年3月
Trans-Pacific Relations: In the Late 19th and Early 20th Centuries: Culture, Commerce, and Religion

Martin Collcutt, De-min Tao, Jenine Heaton eds (担当:共著, 範囲:“Okakura Kakuzo’s Cultural Appeal to America”)

Society for Cultural Interaction in East Asia, Research Institutes, Kansai University 2015年12月
The Decade of the Great War: Japan and the Wider World in the 1910s

Tosh Minohara, Tze-ki Hon, Evan Dawley eds (担当:共著, 範囲:“Buddhism and the Twenty-One Demands: The Politics behind the International Movement of Japanese Buddhists”)

Leiden: Brill 2014年6月
『岡倉天心—伝統と革新』

大東文化大学東洋研究所, 岡倉天心研究班編著 (担当:共著, 範囲:「仏教をめぐる同床異夢の旅路―岡倉覚三とスワーミー・ヴィヴェーカーナンダの出会いと別離―」)

大東文化大学東洋研究所 2014年3月
『岡倉天心思想と行動』

岡倉登志, 岡本佳子, 宮瀧交二 (担当:共著, 範囲:第3章ベンガルの民族主義と天心岡倉覚三/コラム･外国人通信員が見た日本美術院/コラム･「般若波羅密多会」をめぐる人間模様（上）および（下）/コラム･「混沌子」の政治論説と徳富蘇峰)

吉川弘文館 2013年6月
『アジアにおける異文化交流』

飛田良文, M.W. Steele他編 (担当:共著, 範囲:「近代アジアにおける自己認識の問題―岡倉覚三を中心に―」)

明治書院 2004年

講演・口頭発表等

「岡倉覚三にとっての中国 ―『茶の本』とその周辺から―」

岡本佳子

第54回岡倉天心市民研究会（岡倉天心横浜顕彰会） 2024年5月26日招待有り
「岡倉覚三・織田得能の東洋宗教会議と近代アジアの宗教者たち」

岡本佳子

第50回岡倉天心市民研究会（岡倉天心横浜顕彰会） 2023年7月29日招待有り
「シカゴ万国宗教会議以後の展開―アジアにおける宗教会議の試み―」

岡本佳子

「科研・三菱財団助成金共催グローバル禅ワークショップ」 2020年6月21日
「岡倉覚三における日本・中国・インド―「アジア」文明論の観点から―」

岡本佳子

国際集会「東西文明論の近代―政治･宗教･美術―」東北大学大学院国際文化研究科主催 2019年11月17日招待有り
「鈴木大拙と岡倉覚三―英語圏に伝えられた禅と日本文化―」パネル「東西を往還する日本仏教―鈴木大拙とその周辺の思想交流から―」

岡本佳子

日本宗教学会第77回大会 2018年9月9日
“A Dream of an Asian Religious Conference: Japan-India Cultural Interaction behind the Journey of Okakura Kakuzo, Oda Tokuno and Hori Shitoku to India”

岡本佳子

二国間交流事業シンポジウム「日印交流における仏教」東京外国語大学AA研・日本学術振興会二国間交流事業（JSPS-ICHR）主催 2017年12月23日
「明治日本の欧米人仏教徒と神智学—ウィリアム・S・ビゲロウの場合—」

岡本佳子

ワークショップ「アジア・仏教・神智学」神智学研究会、鈴木大拙研究会主催 2017年12月9日
「フェノロサと世紀転換期日米の宗教状況」

岡本佳子

日本フェノロサ学会共同開催・第688回れきはく講座（大津市歴史博物館） 2017年9月2日招待有り
"Religious Ties Envisioned in Early 20th-Century Asia: Okakura Kakuzo, Oda Tokuno and an Asian Religion Conference"

岡本佳子

AAS (Association for Asian Studies) in Asia Kyoto 2016年6月25日
「キリスト教から見た帰一協会」

岡本佳子

東アジア文化交渉学会第8回国際学術大会「東アジア交渉学の新しい歩み」 2016年5月7日
「『東洋の理想』を読む」

岡本佳子

岡倉天心市民研究会（岡倉天心横浜顕彰会） 2016年2月13日招待有り
「1915年の日本仏教と帝国主義外交―世界仏教大会と対華二十一箇条要求―」

岡本佳子

ワークショップ「第一次世界大戦と東アジア：国際秩序の変容と東アジア」於京都大学芝蘭会館別館 2015年2月22日
“An Asian Religion Conference Imagined: Okakura Kakuzō, Oda Tokunō and Religious Ties in Early 20th-Century Asia”

岡本佳子

Asian Buddhism: Plural Colonialisms and Plural Modernities Workshop #3 – Kyoto, December 13, Ryukoku University 2014年12月13日
「岡倉覚三（天心）著『東洋の理想』の世界」

岡本佳子

明治大学学術・社会連携部「明治大学・福井県連携講座」特別企画講座於明治大学 2014年1月18日招待有り
「岡倉覚三のインドとの出会い：20世紀初頭の非西洋における知的問題をめぐって」

岡本佳子

研究会「インドと日本の近代文化交渉の一齣：仏教と神智学の周辺」於ジャワハルラール・ネルー大学、ニューデリー 2013年11月2日
岡倉覚三と中国 ―第一回中国旅行と東邦協会―

岡本佳子

日本フェノロサ学会第34回年次大会 2013年9月21日
岡倉覚三・織田得能の「般若波羅蜜多会」―いわゆる東洋宗教会議について―

岡本佳子

第5回「仏教と近代」研究会・第1回神智学研究会「異貌のアジア宗教：仏教、神智学、心霊学」 2013年8月3日
“Japanese Buddhism and the Twenty-One Demands”

岡本佳子

The 8th International Convetion of Asia Scholars, Macau 2013 2013年6月25日
「「般若波羅蜜多会」をめぐる人間模様 —岡倉覚三･織田得能のいわゆる東洋宗教会議—」

岡本佳子

鵬の会・大東文化大学東洋研究所・(財)宮本記念財団共催岡倉天心生誕150年･没後100年記念講演会 2013年3月2日
「日露戦争と在外日本知識人の言論活動―岡倉覚三（天心）の発言を中心に―」

岡本佳子

大東文化大学東洋研究所2012年度公開講座 2012年11月15日招待有り

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担当経験のある科目(授業)

所属学協会

メディア報道

“The Forgotten Story of Calcutta’s Once Thriving Japanese Community” （Written by Adrija Roychowdhury）

The Indian Express 2023年1月23日インターネットメディア
“Digging into the Past: Japanese Scholar Traces History of Kolkata” （Written by Krishnendu Bondyopadhyay）

The Times of India 2014年11月13日新聞・雑誌