2015年7月 - 2018年3月
超百寿者由来iPS細胞を用いたストレス耐性機構の解明と疫学的検証
文部科学省・日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
本研究は、超百寿者由来のiPS細胞を血管内皮細胞に分化させ、酸化ストレスや低酸素ストレス耐性の分子機構を解明し、得られた分子生化学的、遺伝学的成果を、多年代高齢者コホートを用いて疫学的検証を行うことを目的とした異分野連携プロジェクトである。症例数の不足のため、iPS細胞実験から、ターゲット分子を同定するには至らなかったため、心血管防御因子であるExtracellular superoxide dismutase を目的変数としたQTL解析を行い、候補遺伝子(rs1799895)を同定した。その結果をSONIC研究対象者1890名で解析し、頸動脈硬化などの老化形質を関連することを見出した。
- ID情報
-
- 課題番号 : 15KT0009
- 体系的課題番号 : JP15KT0009