2016年6月4日
ヒューマノイドの身体メカニズム-形状・構造・機能のデザイン-
第25回慶應義塾大学理工学部市民講座
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
- 主催者
- 慶應義塾大学理工学部
- 開催地
- 慶應義塾大学日吉キャンパス協生館藤原洋記念ホール
機械システム設計では,「使用目的」を定めて「機能(動作)」に展開し,「構造(機構)」を考案したあとで部品の「形状(寸法)」を決定していく.しかし,ヒューマノイドの身体メカニズムのデザイン行為では,ヒトに似ているという「形状」の制約が第一義的なので,その「機能」「構造」「使用目的」を整合させる特殊な工夫が必要になる.本講演では,デザイン行為を工学と芸術の融合と捉えたうえで,ヒトのゲシュタルトをシステム工学的に議論する試みを紹介する.