2016年5月
年間優秀論文賞(2015年)
日本都市計画学会
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- タイトル
- 介在機会モデルを導入したフロー捕捉型配置問題
本論文は、FCLP(Flow Capturing Location Problem:フロー捕捉型配置問題)について、施設利用者の確率的な施設選択行動を組み込んだ新たな問題として定式化した上で、その最適解について
論じたものである。評価できる点としては、第一に、介在機会モデルに基づいたモデルを構築することで扱いやすい問題に整えることに成功しており、新たな研究が追随する可能性を有している点があげられる。第二に、警備員の配置問題などの題材に適用できる方法を提示しており、安心・安全な社会の実現へ向けて有用性を期待できる点があげられる。
論じたものである。評価できる点としては、第一に、介在機会モデルに基づいたモデルを構築することで扱いやすい問題に整えることに成功しており、新たな研究が追随する可能性を有している点があげられる。第二に、警備員の配置問題などの題材に適用できる方法を提示しており、安心・安全な社会の実現へ向けて有用性を期待できる点があげられる。