共同研究・競争的資金等の研究課題

2009年7月 - 2014年3月

”ソフトな財=経験”による若手人材育成

文部科学省  科学技術振興調整費  

資金種別
競争的資金

若手研究人材が研究を通して学ぶベンチャー・ビジネス・ラボラトリーを基盤とし、地域共同研究センターおよび大学院との連携の下で、途切れることのない地域イノベーション創出のための地域中核人材の育成を図る。そのために経験による”ソフトな財”を、産官学コネクションズ・パートナーシップ等を活用して修得する。但し、実施対象組織や企業等との間で“ソフトな契約”を締結した上で、業種および企業の生産等が繁忙ではない時期を考慮して、本プログラム実施する。学びの場となる企業を公募することも含めて契約先を入念に決定し、幾つかの育成コースに分けてプログラムを実施する。契約先企業等との関係は有料、無料のいずれの場合もあり、必ずしも課題解決のみに固執せず、“有形無形の知の経験”修得を優先する。研修先とは互いに義務感と目的を共有し、”お客様ではなく、社員に限りなく近い実務経験”による本物のキャリア構築を図る。他方、ソリューション能力を活用し、地域社会での科学技術の理解促進や効果的理数教育支援、そのための施策の提案等もプログラムで学ぶ特徴の一つとする。