論文

2002年2月10日

陳旧性の食道腔外異物例

日本気管食道科学会会報
  • 山下 勝
  • ,
  • 平野 滋
  • ,
  • 金子 賢一
  • ,
  • 児嶋 久剛
  • ,
  • 岸本 正直
  • ,
  • 大森 孝一

53
1
開始ページ
45
終了ページ
48
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.2468/jbes.53.45
出版者・発行元
(NPO)日本気管食道科学会

頸部食道の陳旧性腔外魚骨異物例を報告した。症例は32歳の女性で5カ月前にカレイを摂食したことによる異物であった。他院にての食道鏡検査上,異物は発見されず,1カ月後のCT検査結果から異物の残存が指摘された。症状が軽微であったため放置していたが,誤飲から5カ月後,摘出を希望して来院。頸部外切開にて頸部食道筋層内に埋没する異物を粘膜損傷なく摘出し得た。頸部食道の陳旧性腔外異物例は渉猟し得た限り,国内2例目であった。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.2468/jbes.53.45
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/10008385300
ID情報
  • DOI : 10.2468/jbes.53.45
  • ISSN : 0029-0645
  • eISSN : 1880-6848
  • 医中誌Web ID : 2002153525
  • CiNii Articles ID : 10008385300

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