2007年 - 2008年
超伝導回転地震計の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
第2種高温超伝導体バルクに生じる「ピン止め効果」を応用して浮上支持した永久磁石を参照振子とした、地震の回転成分を測定する回転地震計の研究開発を行った。実際にプロトタイプ回転地震計を製作し、各種ノイズの評価や実験室内で実際の回転地震波の試験的観測を行った。実験期間の制約から長期にわたる実際の観測所での観測は実施できなかったが、実験室内での試験観測によってほぼ目標の分解能を達成したことを確認できた。
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- 課題番号 : 19740267
- 体系的課題番号 : JP19740267