2011年 - 2012年
新たな迅速活性化手法を用いた低分子量Gタンパク質下流シグナルの解析
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究 挑戦的萌芽研究
低分子量G蛋白質は様々な細胞内シグナル伝達においてスイッチ分子として機能する重要な分子である。本研究ではRIRAG法と名付けた新たな手法を様々な低分子量G蛋白質に適用し、それぞれの下流シグナル経路の解析を行った。その結果、CDC42からERKへとつながるシグナル経路が存在することを新たに見いだすことに成功した。RIRAG法による解析が困難な例もいくつか見つかったが、CDC42-ERK経路の解析においては数分オーダーの分解能でのシグナル解析が可能であることなど、本法がシグナル解析において大きな可能性を持つことが明らかとなった。
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- 課題番号 : 23657095
- 体系的課題番号 : JP23657095