2015年6月 - 2020年3月
太陽嵐の発生機構の解明と予測
日本学術振興会 科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型) 新学術領域研究(研究領域提案型)
本計画研究では、爆発に至るまでの太陽面磁場の発達過程と噴出したフィラメントの運動、およびそれに伴って発生するコロナ中の衝撃波とコロナ質量放出(CME)の伝播を、全国の関連研究機関や大学の施設を活用して総合的に観測し、電磁流体方程式に基づく数値モデルでこれらを再現することにより、以下の成果を上げることができた。すなわち、太陽面磁場に大規模フレアの起因となる構造を特定することで、従来よりも確度の高いフレア発生の予測スキームを開発し、実用化への準備を整えた。また、太陽面爆発の予兆現象や噴出現象の観測とCME伝搬モデルにより、地球を襲う太陽嵐の発生をいち早く予測するスキームを開発した。
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- 課題番号 : 15H05814
- 体系的課題番号 : JP15H05814
この研究課題の成果一覧
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論文
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Earth, Planets and Space 73(1) 159 2021年8月5日 査読有り招待有り
書籍等出版物
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2021年5月