2015年4月 - 2018年3月
非線形分光を用いた有機デバイス機能界面の分子配向と電荷輸送機構の解明
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
有機デバイスの電荷蓄積・輸送過程の解明のために、有機デバイス内部の電荷挙動を追跡するその場計測システム開発を進めた。本システムの特徴は対象とする有機材料に応じた可視光を選択可能な2重共鳴SFG測定が可能なことである。この2重共鳴により、有機デバイスの電荷挙動を選択してとらえることが可能となる。
有機EL実デバイスを用いた時間分解SFG測定では、燐光型の有機EL実デバイスの電荷挙動を非破壊で観測し、電荷輸送層に用いた材料の電子励起に最適な波長を選択して測定することにより、電荷輸送層における電荷生成、消失状態の時間応答の観測に成功し、有機デバイス界面での電荷挙動を直接測定することに成功した。
有機EL実デバイスを用いた時間分解SFG測定では、燐光型の有機EL実デバイスの電荷挙動を非破壊で観測し、電荷輸送層に用いた材料の電子励起に最適な波長を選択して測定することにより、電荷輸送層における電荷生成、消失状態の時間応答の観測に成功し、有機デバイス界面での電荷挙動を直接測定することに成功した。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 15H03885
- 体系的課題番号 : JP15H03885