2018年8月
下肢体性感覚入力に対する重みづけと不安定板上でのバランス制御にかかわる動きの関係
バイオメカニズム
- ,
- 巻
- 24
- 号
- 開始ページ
- 69
- 終了ページ
- 78
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.3951/biomechanisms.24.69
- 出版者・発行元
- バイオメカニズム学会
<p>本研究は, 下肢体性感覚入力に対する重みづけの個人差と, 不安定板上でのバランス制御にかかわる動きの関係を検討した. 被験者の下肢体性感覚入力に対する重みづけは, フォームパッド外乱への感受性によって見積もった. 被験者は支持面の幅が15mmの不安定板上で可能な限り立位を保持した. 動作分析の結果, 不安定板が前後に傾斜動揺する場合 (Pitch課題) と左右に傾斜動揺する場合 (Roll課題) の両方で, 下肢体性感覚入力に対する重みづけが高いほど, 不安定板上での下半身と上体の動きはより緊密になることが明らかになった.</p>
- ID情報
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- DOI : 10.3951/biomechanisms.24.69
- ISSN : 1348-7116