1999年
振動締固め方式による透水性コンクリートの配合設計法に関する研究
土木学会論文集
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- 巻
- 1999
- 号
- 627
- 開始ページ
- 1
- 終了ページ
- 11
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.2208/jscej.1999.627_1
- 出版者・発行元
- 公益社団法人 土木学会
コンクリートの多様性を追求する様々な研究が行われてきているなかで, 多孔質コンクリートに対する開発および応用についての研究も活発になってきている. 本研究は多孔質コンクリートの一種である透水性コンクリートの振動締固め方式によって製作する場合の配合設計法を論じたものである. 透水性コンクリートは用いる環境に応じてその透水係数ならびに強度などを配合によってコントロールすることが一般に必要である. 本研究では, 設定した透水係数と強度を得るための配合設計法を構築するために, 空隙を透水性に関与する連続空隙, 透水性に関与しない閉そく空隙およびマトリックス中の気泡の3種類に分類し, セメントペーストと骨材の容積比, 骨材の実積率などを用いて, 配合諸量を決定する配合設計手法の構築を試みた.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.2208/jscej.1999.627_1
- ISSN : 0289-7806
- ISSN : 1882-7187
- CiNii Articles ID : 10002532285