講演・口頭発表等

2011年11月9日

郊外エリアにおける遮蔽・反射板を用いた見通しMIMO通信実験評価(アダプティブアンテナ,等化,干渉キャンセラ,MIMO,無線通信,一般)

電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム
  • 瀧澤 純
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  • 加地 貴也
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  • 吉澤 真吾
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  • 齋藤 隆
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  • 郡司 崇
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  • 宮永 喜一

記述言語
日本語
会議種別

郊外エリアにおける見通しMIMO通信はSNRが高い条件でも空間相関が高い場合では直接波の影響により実効スループットが低下することが課題として挙げられる.本稿では遮蔽・反射板を受信アンテナに用いたMIMO無線装置による郊外エリアでの通信実験評価を報告する.試作した受信アンテナは遮蔽板により直接波を軽減し,反射板により地面などからの反射波を受信するために無指向性アンテナの周囲に遮蔽・反射板を円筒形に配置した.北海道大学札幌キャンパス内の農場で伝搬実験を行い,遮蔽・反射板を用いることにより見通しMIMO通信のスループットが改善することを確認した.

リンク情報
URL
http://ci.nii.ac.jp/naid/110009465804