2010年1月14日
標準アンテナを用いた人体等価液剤中での比吸収率測定プローブ較正システムの周波数拡張
電子情報通信学会技術研究報告. EMCJ, 環境電磁工学
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- 巻
- 109
- 号
- 370
- 開始ページ
- 135
- 終了ページ
- 140
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
800MHz以上3GHz以下の周波数における比吸収率(SAR)測定用プローブの較正は、方形導波管を用いる方法が一般的である。しかし、800MHz以下の周波数帯においては導波管のサイズが較正に用いるには非現実的な大きさとなり、また整合を取るために導波管内部に設置されている誘電体平板部の加工も困難であるため、導波管を較正に用いるのが非常に困難である。従って、我々は他の較正方法として、液剤中に設置した標準アンテナが生成する電界の大きさとプローブの出力電圧を関連づけて較正を行う方法を検討している。前回の発表にて、本手法を用いて周波数2.45GHzにおける較正システムを構築し、その結果本周波数において較正が可能であることを報告した。本報告では、較正システムを450MHz帯に拡張し、450MHzにおける人体等価ファントム液剤中における標準アンテナの絶対利得および標準アンテナを用いた比吸収率測定プローブの較正係数の評価結果について報告する。また、従来の導波管法と比較するために、900MHz、2450MHzのアンテナも作成し、導波管法の結果と比較し、本手法の妥当性の検討についても報告する。
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110008000620
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10013108
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/10554810
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685
- CiNii Articles ID : 110008000620
- CiNii Books ID : AN10013108