1993年
超電導体パッチアンテナの基礎的研究
信学技報
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- 開始ページ
- 75
- 終了ページ
- 81
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
超電導体はある程度低い周波数では銅などに比べ,高周波損失の目安となる表面低抗がかなり低いため,高周波デバイスの挿入損失を軽減する可能性を持っている.本稿では,小型パッチアンテナに超電導体を用いることによって,効率が改善されると共に,共振周波数が変化することを解析により示す.本解析では,超電導体の電気的性質を近似するために,三流体モデルを用いている.また,パッチアンテナの解析にはスポクトル領域法を用いている.一般に,この手法では導体が完全導体であると仮定するので,超電導体を用いたパッチアンテナの解析を行うためには,手法の改善が必要である.ここでは,導体上の境界条件を変えることによって,超電導体も含めた損失のある導体より構成されるパッチアンテナについてスペクトル領域法を適用した.
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110003248038
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10060764
- ID情報
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- CiNii Articles ID : 110003248038
- CiNii Books ID : AN10060764