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2007年10月11日

ワイヤグリッドモデルを用いたモーメント法による改良型 Wheeler 法による放射効率落ち込みに関する検討

電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播
  • 村山 隆
  • ,
  • 石井 望
  • ,
  • 片桐 康男
  • ,
  • 宮川 道夫

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260
開始ページ
9
終了ページ
14
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人電子情報通信学会

小型アンテナの放射効率を精度良く簡易に測定する方法としてWheeler Cap法および改良型Wheeler法が知られている.放射効率は自由空間中におけるアンテナの反射係数,放射抑制シールドもしくは可動短絡板付き導波管内におけるアンテナの反射係数を測定することによって評価される.しかしながら,特に改良型Wheeler法では,導波管と可動短絡から構成されるキャビティが共振する周波数において,本来ではありえない効率の落込みが生じるという問題がある.これまで筆者らは,この落込みについて可動短絡の位置に考慮して,落込みの回避を行ってきた.本稿では,シールドキャビティ,導波管,可動短絡をワイヤグリッドで近似し,モーメント法により反射係数を数値的に計算することで,モノポールアンテナのWheeler法および改良型Wheeler法による効率の数値シミュレーションを実施する.これらの結果が実験値と対応することを示すとともに,効率の落ち込みについて数値的に検討を行った.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110006452765
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10060764
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/9256530
ID情報
  • ISSN : 0913-5685
  • CiNii Articles ID : 110006452765
  • CiNii Books ID : AN10060764

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