2001年 - 2003年
接着性レジンの逆根管充填への応用
文部科学省 科学研究費補助金(基盤研究(B)) 基盤研究(B)
- 課題番号
- 13470401
- 体系的課題番号
- JP13470401
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 4,400,000円
- (直接経費)
- 4,400,000円
- (間接経費)
- 0円
- 資金種別
- 競争的資金
根管が汚染されたまま逆根管充填する場合、根管内の汚染物質が根尖歯周組織に漏洩しないように封鎖することが必要である。そこで、まず4-META/MMA-TBBレジンとセメント質の接着を検討した結果、セメント質にも象牙質と同様に接着し、接着耐久性も象牙質より優れていることが明らかとなった。次に、根管内に色素を注入して根尖周囲に漏洩する色素量を定量した結果、アマルガムや強化型ユージノールセメントによる逆根管充填では色素が漏洩したが、4-META/MMA-TBBレジンによるroot-end sealingでは漏洩がなかった。さらに、ラットを用いて4-META/MMA-TBBレジンの重合条件と生体親和性を検討した結果、空気中で硬化したレジンは炎症を誘発するが、空気を遮断したり硬化後に表面を研磨した場合には炎症がほとんど生じなかった。また、ビーグル犬を用いて実験的根尖性歯周炎を作製し、根管を汚染したままアマルガム、強化型ユージノールで逆根管充填、4-META/MMA-TBBレジンでroot-end sealingを再植法で行って、根尖歯周組織の治癒状態を検討した。その結果、アマルガムによる逆根管充填では根尖歯周組織に骨吸収が認められ、強化型ユージノールによる逆根管充填や4-META/MMA-TBBレジンによるroot-end sealingでは骨の再生が認められ、とくに術後4週では4-ME...
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 13470401
- 体系的課題番号 : JP13470401