2000年 - 2007年
ダニの吸血を阻害する抗ダニワクチンの開発
文部科学省 科学研究費補助金(基盤研究(A)) 基盤研究(A)
- 課題番号
- 12356008
- 体系的課題番号
- JP12356008
- 担当区分
- 連携研究者
- 配分額
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- (総額)
- 41,970,000円
- (直接経費)
- 34,500,000円
- (間接経費)
- 7,470,000円
- 資金種別
- 競争的資金
ダニの吸血を介して伝播する感染症(ダニ媒介性感染症)の制圧方法として宿主にダニ抵抗性を賦与し、ダニの吸血を阻害することにより感染ダニからの病原体の伝播を阻止することを目指した。そのため本研究ではダニ由来の有効成分を同定し、抗ダニ効果を示すか否か検討することから始めた。これまでにダニの唾液腺由来の抗ダニ効果をもつp29,HL34,HLS1を同定した。加えて抗血液凝固活性を示すセルピンであるHLS2も同定し、その抗ダニ活性を明らかにした。また、より効果的な候補抗原の検索を目的とし、Haemaphisalislongicornis唾液腺由来遺伝子のESTデータベースのを構築した。現在までにダニの吸血維持に関与する可能性のある分子としてmetaro protease、protease inhibitorをコードすると思われる遺伝子を発見している。加えて、異種ダニ間に存在する共通抗原を検索し有効範囲の広い抗ダニワクチンを開発することを目的とし、Boophilus microplus において既にワクチン効果を検討されている蛋白の遺伝子配列を基に設計したプライマーからRACE法を用いて相同遺伝子を検出している。現在までに、H.longicornisからBoophilus yolk cathepsin、tick heme binding aspartic protease、paramios...
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- ID情報
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- 課題番号 : 12356008
- 体系的課題番号 : JP12356008