基本情報

所属
山口大学 山口大学 農学部 農学部 生物生産科学講座 大学院担当教授 (学生支援センター長)
北海道大学 助手
学位
博士(農学)(北海道大学)
農学修士(その他)

研究者番号
70216729
J-GLOBAL ID
200901049973429229
researchmap会員ID
1000001204

研究キーワード

  1

経歴

  3

受賞

  1

論文

  92

MISC

  76

書籍等出版物

  3

講演・口頭発表等

  22

共同研究・競争的資金等の研究課題

  4

その他

  8
  • 1. 山口県で早播栽培に適すると考えられる秋播コムギ2品種に対して①10月16日播種区(早播区),②11月1日播種区(準早播区),③11月20日播種区(標準区)の3つの播種区を設け,さらに二重隆起期に窒素追肥を行った区と行わなかった区を設けて,早播栽培による収量性の低下原因を穂数および一穂粒数といった収量構成要素ならびに分げつの消長パターンとから検討した.<br>2. 山口で栽培すると粒重の低下するコムギ品種ハルユタカと低下しない品種ダイチノミノリの両品種を北海道および山口で栽培し、開花期から週に2回の間隔で子実を含む穂および茎全体を採取して,子実形成と稈に蓄積される貯蔵養分との関係を調査した.また,北海道では,品種ハルユタカを同じ北海道育成の2品種春よ恋,はるきらりとも比較した.<br>3. 枯れ熟れ様障害が観察された圃場において窒素追肥処理を行い,追肥処理が枯れ熟れ様障害の発生およびコムギの子実重に及ぼす影響を調査した.<br>4. 山口県で栽培が奨励されているコムギ品種ニシノカオリの収量性および登熟期間の物質生産に対する緩効性肥料の効果を調査した.<br>
  • 1. 山口県で早播栽培に適すると考えられる秋播コムギ3品種に対して①10月上旬播種区,②10月下旬播種区,③11月上旬播種区,④11月下旬播種区(慣行区),⑤12月播種区の5つの播種区を設け,早播栽培による収量性の低下原因を穂数および一穂粒数といった収量構成要素から検討した.<br> <br>2. 山口で栽培すると粒重の低下するコムギ品種ハルユタカと低下しない品種ダイチノミノリの両品種を北海道および山口で栽培し、開花期から週に2回の間隔で子実を含む穂および茎全体を採取して,子実中でのデンプン形成と炭水化物代謝と稈に蓄積される貯蔵養分との関係を調査した.<br> <br>3. 枯れ熟れ様障害が観察された圃場において窒素追肥処理を行い,追肥処理が枯れ熟れ様障害の発生およびコムギの子実重に及ぼす影響を調査した.<br> <br>4. 山口県で栽培が奨励されているコムギ品種ニシノカオリの収量性および登熟期間の物質生産に対する緩効性肥料の効果を調査した.
  • 1. 山口県で早播栽培に適すると考えられる秋播コムギ3品種に対して①10月上旬播種区,②10月下旬播種区,③11月上旬播種区,④11月下旬播種区(慣行区),⑤12月播種区の5つの播種区を設け,早播栽培による収量性の低下原因を穂数および一穂粒数といった収量構成要素から検討した.<br>2. 山口で栽培すると粒重の低下するコムギ品種ハルユタカと低下しない品種ダイチノミノリの両品種を北海道および山口で栽培し、開花期から週に2回の間隔で子実を含む穂および茎全体を採取して,子実中でのデンプン形成と炭水化物代謝と稈に蓄積される貯蔵養分との関係を調査した.<br>3. 枯れ熟れ様障害が観察された圃場から穂の付いた稈を圃場ごとに10本採取し、子実を取り出して粒重分布を調査するとともに、子実内の千粒重と稈の炭水化物代謝との関係について調査した.<br>4. 山口県で栽培が奨励されているコムギ品種ニシノカオリと近畿中国四国農業研究センターで新品種候補として育成されている中国155号の開花期に追肥処理を行い,処理が子実・小麦粉のタンパク含有量に及ぼす影響を調査するとともに,タンパクの違いが生地物性に及ぼす影響を調査した.<br>
  • 1. 山口県で早播栽培に適すると考えられる秋播コムギ3品種に対して10月に播種する早播栽培の収量性に対する窒素追肥処理効果を検討した.<br>2.イネ品種Betisと瑞豊の幼穂形成期(有効積算温度で760℃日前後)に2日間間隔で2日間連続して10℃の低温処理を行い,低温処理が出穂・開花の早晩に及ぼす影響を検討した.<br>3.粒重の低下するコムギ品種ハルユタカと低下しないダイチノミノリを栽培し、開花期から3日間隔で子実を採取して子実中でのデンプン形成と炭水化物代謝とを調査した.<br>4.枯れ熟れ様障害が観察された圃場から子実を採取し、子実の粒重分布、子実内のデンプン粒数、子実内の炭水化物代謝、子実と茎葉との間の炭水化物代謝などを調査した.<br>5.コムギ品種ニシノカオリと農林61号の止葉期と開花期に追肥処理を行い,処理が子実・小麦粉のタンパク含有量に及ぼす影響を調査するとともに,タンパクの違いが生地物性に及ぼす影響を調査した.<br>
  • 1. 山口県で早播栽培に適すると考えられる秋播コムギ3品種に対して10月に播種する早播栽培の収量性に対する窒素追肥処理効果を検討した.<br>2.イネ品種Betisと瑞豊の幼穂形成期(有効積算温度で760℃日前後)に2日間間隔で2日間連続して10℃の低温処理を行い,低温処理が出穂・開花の早晩に及ぼす影響を検討した.<br>3.粒重の低下するコムギ品種ハルユタカと低下しないダイチノミノリを栽培し、開花期から3日間隔で子実を採取して子実中でのデンプン形成と炭水化物代謝とを調査した.<br>4.ハルユタカとダイチノミノリを交雑した後代F3とF5系統を用いて,粒重を低下させる単一の優性遺伝子が存在した場合の粒重分布の理論値と実測値との比較を行った.<br>5.ダイズ品種サチユタカをコムギ収穫後の7月に様々な栽植様式で栽培し,ダイズの生長量と雑草の発生・生長量とを調査した.<br>6.コムギ品種ニシノカオリに開花期追肥処理を行い,処理が子実・小麦粉のタンパク含有量に及ぼす影響を調査するとともに,タンパクの違いがパンの食味に及ぼす影響を官能試験により調査した.<br>
  • 1. コムギの播種期を10月上旬、11月中旬の2回設け、標準播種期(11月中旬)に対して早播区での収量性がどのように異なるかについて試験した。試験では、弱い秋播性をもつ品種(アイラコムギとイワイノダイチ)と春播性および強い秋播性をもつ品種とを供試し、これらの収量性を比較した。<br>2.コムギの播種期をそれぞれの試験地で2回設け、異なる温度・日長条件のもとで生長点がどのように形態形成をすすめていくかを解剖顕微鏡の画像をデジカメに記録しながら観察・評価した。<br>3.コムギ品種ハルユタカを密植栽培し、一部を間引きした後、密植区、間引き区、標準区それぞれの群落内の光透過分布を測定し、サンプリングによる乾物生産特性を調査するとともに収量および収量構成要素を調査した。<br>4.山口市で登熟不良となるコムギ品種ハルユタカと山口市で良く稔実する品種ダイチノミノリとを相反交雑し、後代の粒重分布から登熟不良要因の遺伝様式について解析した。<br>5.コムギ品種アイラコムギおよびイワイノダイチを早播き栽培し、幼穂形成期を観察調査した上で、その時期に窒素を追肥処理した。収穫期に収量および収量構成要素を調査した。<br>6.カメムシ被害を回避するために勧められているダイズの8月播種を無除草、無肥料・無農薬とあわせて行い、ダイズの収量性、雑草の発生量、収穫ダイズ子実の品質についてまで調査した。さらに、密植による雑草抑制効果についても検討した。<br>7.コムギ品種ニシノカオリを含む4品種を栽培し、開花期追肥により子実タンパク含有率がどのように変化したかを分析・調査した。同時に、各栄養器官の窒素含有率を調査し、開花後窒素代謝がどのようにすすんだかを調査した。<br>8.周南市三丘の現地圃場でパン用コムギ品種ニシノカオリを栽培し、収穫した小麦粉を天然酵母で発酵させ石窯で焼くまでのパン開発を行った。また、これらのとりくみをメーリングリスト「パン研究会」のメンバーといっしょに実施した。<br>
  • 1.イネを3月から9月まで毎月移植することで自然条件のもとで15の異なる温度・日長条件をつくり、積算温度を用いて日長の影響の有無を評価した。さらに、育苗期間の温度条件を変化させ、温度がイネの出穂性の早晩に及ぼす影響を検討した。<br>2.コムギの播種期を10月上旬、11月中旬の2回設け、標準播種期(11月中旬)に対して早播区での収量性がどのように異なるかについて試験した。試験では、弱い秋播性をもつ品種(アイラコムギとイワイノダイチ)と春播性および強い秋播性をもつ品種とを供試し、これらの収量性を比較した。<br>3.コムギの播種期を2回設け、異なる温度・日長条件のもとで生長点がどのように形態形成をすすめていくかを解剖顕微鏡の画像をデジカメに記録しながら観察・評価した。<br>4.山口市で登熟不良となるコムギ品種ハルユタカと山口市で良く稔実する品種ダイチノミノリとを相反交雑し、後代の粒重分布から登熟不良要因の遺伝様式について解析した。<br>5.シロクローバー、アルサイククローバーといった緑肥作物を秋にコムギと一緒に混播し、コムギの収量性、コムギ収穫後の緑肥の生産量と雑草の発生量を調査した。<br>6.カメムシ被害を回避するために勧められているダイズの7月播種を不耕起、無除草、無肥料・無農薬とあわせて行い、ダイズの収量性、雑草の発生量、収穫ダイズ子実の品質についてまで調査した。さらに、密植による雑草抑制効果についても検討した。<br>7.熊毛町の現地圃場でパン用コムギ品種ニシノカオリを栽培し、収穫した小麦粉を天然酵母で発酵させ石窯で焼くまでのパン開発を行った。熊毛町立三丘小学校の5年生20名にコムギ栽培からパンづくりまでの体験学習を実施し、熊毛パンの地元定着を図っている。3月からは、パン研究会メーリングリストを立ち上げ、地産地消型のパンづくりに興味のある有志による情報交換を試みている。<br>8.中国新疆ウイグル自治区石河子市にある石河子中亜乾干農業研究所の実験圃場で栽培した中国産およびアメリカ産のトマト6品種の果実収量および加工用品質を異なる2つの収穫方法で試験・検討した。<br>
  • 1.イネを3月から9月まで毎月移植することで自然条件のもとで7つの異なる温度・日長条件をつくり、積算温度を用いて日長の影響の有無を評価した。<br>2.コムギの播種期を10月上旬、10月下旬、11月中旬の3回設け、標準播種期(11月中旬)に対して早播区での収量性がどのように異なるかについて試験した。試験では、弱い秋播性をもつ品種(アイラコムギとイワイノダイチ)と春播性および強い秋播性をもつ品種とを供試し、これらの収量性を比較した。<br>3.コムギの播種期を3回設け、異なる温度・日長条件のもとで生長点がどのように形態形成をすすめていくかを解剖顕微鏡の画像をデジカメに記録しながら観察・評価した。<br>4.北海道で育成されたコムギ品種ハルユタカと九州で育成されたダイチノミノリを圃場で栽培し、生長解析により物質生産能力を比較するとともに、稈に一時的に貯蔵される可溶性炭水化物の量を比較することで、子実の登熟に利用される同化産物の消長について検討した。<br>5.山口市で登熟不良となるコムギ品種ハルユタカと山口市で良く稔実する品種ダイチノミノリとを相反交雑し、後代の粒重分布から登熟不良要因の遺伝様式について解析した。<br>6.レンゲ、ピンククローバーといった緑肥作物を秋にコムギと一緒に混播し、コムギの収量性、コムギ収穫後の緑肥の生産量と雑草の発生量を調査した。<br>7.カメムシ被害を回避するために勧められているダイズの7月播種を不耕起、無除草、無肥料・無農薬とあわせて行い、ダイズの収量性、雑草の発生量、収穫ダイズ子実の品質についてまで調査した。<br>8.熊毛町の現地圃場でパン用コムギ品種ニシノカオリを栽培し、収穫した小麦粉を天然酵母で発酵させ石窯で焼くまでのパン開発を行った。熊毛町立三丘小学校の5年生20名にコムギ栽培からパンづくりまでの体験学習を実施し、熊毛パンの地元定着を図っている。<br>9.中国新疆ウイグル自治区石河子市にある石河子中亜乾干農業研究所の実験圃場で栽培した中国産およびアメリカ産のトマト6品種の果実収量および加工用品質を異なる2つの収穫方法で試験・検討した。<br>