1999年 - 2000年
新規殺虫性タンパク質遺伝子(ICP gene)の解析と生物農薬への応用
文部科学省 科学研究費補助金(基盤研究(B)) 基盤研究(B)
- 課題番号
- 11460026
- 体系的課題番号
- JP11460026
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 11,200,000円
- (直接経費)
- 11,200,000円
- (間接経費)
- 0円
- 資金種別
- 競争的資金
殺コガネムシ活性を有するB.thuringiensis菌株のスクリーニング(1999年)本講座保有のB.thuringiensis菌株の系統保存株の中から、殺コガネムシ活性を有するB.thuringiensisのスクリーニングを行った。殺コガネムシ活性を有するgalleriae BBT2-8株の性状調査(2000年)上記において選抜された、galleriae BBT2-8株の殺コガネムシ活性を有するcry遺伝子(cryB28遺伝子)のクローニングと大腸菌ならびに非結晶産生Bt菌株(Bt51)株での発現を試みた。そしてその遺伝子産物はコガネムシに対して殺虫活性を示した。殺線虫活性を有するB.thuringiensis菌株のスクリーニング(1999-2000年)本講座保有のB.thuringiensis菌株の系統保存株の中から、PCR法を用いて、殺線虫活性を有するB.thuringiensisのスクリーニングを行った。しかしながら、殺線虫活性を有するB.thuringiensisは選抜できなかった。殺鱗翅目活性を有するB.thuringiensis菌株のスクリーニング(1999年)本講座保有のB.thuringiensis菌株の系統保存株の中から、新規の鱗翅目活性を有するBt菌株として、wuhanensis株を選抜し、その株からcrylDb遺伝子をクローニングした。そのcrylDb遺伝子は、ハスモンヨトウ・コナガ・カイコに対して殺虫活性を示した。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 11460026
- 体系的課題番号 : JP11460026