2007年4月 - 2010年3月
言語行為のダイナミクスの動的様相論理による研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
社会的コミュニケーションにおける発話の役割を解明するためには、その際遂行される指令、約束、主張、譲歩等の言語行為の効果を適切に捉えることが必要である。本研究では、指令および約束の効果を捉える動的義務論理と、主張と譲歩の効果を捉える動的な命題的コミットメントの論理を定式化し、それぞれの完全性を証明するとともに、取り消し行為の効果の分析も行い、動的様相論理による言語行為研究の可能性を開拓した。
- ID情報
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- 課題番号 : 19520002
この研究課題の成果一覧
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論文
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科学哲学 (日本科学哲学会) 41(2) 59-73 2008年12月 招待有り
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SYNTHESE 165(2) 295-315 2008年11月 査読有り
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NEW FRONTIERS IN ARTIFICIAL INTELLIGENCE 4914 95-108 2008年 査読有り
講演・口頭発表等
1-
カント・アーベント 2016年4月23日 哲学会 招待有り