基本情報

所属
帯広畜産大学 原虫病研究センター 名誉教授
学位
医学博士(群馬大学)
獣医学修士(帯広畜産大学)

J-GLOBAL ID
200901061253708554
researchmap会員ID
1000002749

外部リンク

帯広畜産大学大学院修士課程においては、トキソプラズマ慢性感染母ラットから生まれた胎仔ラットはトキソプラズマ感染に抵抗性を有し、T細胞、マクロファージ遊走阻止因子、トキソプラズマ増殖阻止因子等が関与していることを明らかにした。群馬大学大学院博士課程および助手時代は、マウスマラリア感染においてT細胞が宿主の原虫感染抵抗性に関与するばかりでなく、宿主に対する病理学的障害性にも関与する事を明らかにした。アメリカ留学時代には、脳性マラリアやマラリア感染に伴う腎障害が免疫複合体によることを明らかにしている。帯広畜産大学においては、実験的バベシア感染マウスモデルを用いて、CD4陽性細胞、インターフェロンおよび他のサイトカインの重要性を明らかにしてきている。また、日本におけるウシやウマのバベシア原虫のin vitro培養を確立し、薬剤のスクリーニングやバベシア症の診断法の開発に応用してきた。また、血清および遺伝子診断法を用いて、国際的な規模で牛バベシア症やウマピロプラズマ症に関する分子疫学調査も実施している。これらの成果により、2007年に国際獣疫事務局(OIE)の馬ピロプラズマ症及びウシバベシア症のレフェレンスラボラトリーに認定されている

委員歴

  40

論文

  307

MISC

  121

書籍等出版物

  13

講演・口頭発表等

  62

Works(作品等)

  8

共同研究・競争的資金等の研究課題

  29

産業財産権

  12