2001年 - 2003年
中国大陸における動物原虫感染症の疫学に関する総合調査研究
文部科学省 科学研究費補助金(基盤研究(B)) 基盤研究(B)
- 課題番号
- 13575030
- 体系的課題番号
- JP13575030
- 担当区分
- 連携研究者
- 配分額
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- (総額)
- 13,000,000円
- (直接経費)
- 13,000,000円
- (間接経費)
- 0円
- 資金種別
- 競争的資金
本研究は、中国における動物の主要原虫感染症の浸潤・流行状況を明らかにし、日本の輸入検疫体制強化と中国の原虫病診断技術の向上と普及に資することを目的として実施した。3ヶ年にわたり得られた主な研究成果は下記の通りである。1.原虫感染症診断用抗原の検索と同定バベシア、トキソプラズマ、ネオスボラ、クリプトスポリジュウム及びトリバノソーマなど主要動物病原原虫のcDNAライブラリーを作製し、イムノスクリーニング法によりそれぞれの主要抗原遺伝子を同定・クローニングし、その性状解析を行った。新しく同定或いは性状解析した抗原遺伝子としてB.equiのEMA-1、EMA-2、P82;B.caballiのP48、P134;B.gibsoniのP18、P29、P50;B.bovisのRAP-1;N.caninumのSAG1、SRS2;T.gondiiのSAG1、SAG2、SRS1、ROP-2;C.parvumのP15、P23などが挙げられる。2.組換えタンパク質を抗原とした血清診断法の確立上記の種々の原虫抗原遺伝子を大腸菌或いは昆虫細胞発現系にて発現させ、得られた組換えタンパク質を抗原としたELISA法、ラテックス凝集法、イムノクロマトグラフィー法などを確立した。3.DM診断法の確立上記の一部の原虫遺伝子の塩基配列に基づいてプライマーを設計し、特異性と感度の高いPCR法を確立した。4.中国における原...
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- 課題番号 : 13575030
- 体系的課題番号 : JP13575030