MISC

1998年

人文地理学における地域スケールと対象

弘前大学教育学部紀要
  • 後藤 雄二

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開始ページ
1
終了ページ
5
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
弘前大学

地理学が対象とする地域スケールは,近代地理学の成立時から,よりミクロなスケールへとむけられてきた。本稿では,人文地理学とは,「人間の移動,または人間の活動によって生じる事物の移動ないしは相互作用」を研究対象とするとし,従来の地域スケールよりも,さらにミクロなスケールにまで対象地域を拡げるべきであること,また,そのことにより,「空間的な認識の論理」,「空間的なものの見方」としての人文地理学理論の適用範囲がさらに拡大することを指摘した。

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110000322258
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00211590
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/4642154
URL
http://hdl.handle.net/10129/415
ID情報
  • ISSN : 0439-1713
  • CiNii Articles ID : 110000322258
  • CiNii Books ID : AN00211590

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