共同研究・競争的資金等の研究課題

2007年 - 2009年

プラズマイオンビームを用いたイオン注入法による矯正装置のナノ構造表面改質

文部科学省  科学研究費補助金(基盤研究(C))
  • 飯嶋 雅弘
  • ,
  • 溝口 到

課題番号
19592363
担当区分
連携研究者
配分額
(総額)
4,550,000円
(直接経費)
3,500,000円
(間接経費)
1,050,000円
資金種別
競争的資金

本研究の目的は、プラズマを用いたイオン注入法を適用した矯正用ワイヤーの表面構造と耐食性を調べることである。窒素イオンを注入したNi-Ti合金ワイヤーと未注入のワイヤーを試料とし、アノード分極測定による耐食性試験とX線光電子分光法を用いた表面構造の解析を行った。アノード分極曲線の測定から、人工唾液と中性フッ素含有マウスリンス溶液では、イオン注入ワイヤーが低い電流密度を示した。低いpHを有するフッ素含有マウスリンス溶液中では、両ワイヤーの電流密度には差が認められなかった。X線光電子分光法の結果から、イオン注入ワイヤーの表層にはTiNが形成されていることが示唆された。イオン注入法は、人工唾液および中性のフッ素含有マウスリンス溶液中のNi-Ti合金ワイヤーの耐食性を向上させることが考えられた。

リンク情報
URL
http://kaken.nii.ac.jp/d/p/19592363.ja.html