その他

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  • 2008年4月 - 2008年4月
    宮城県沖及び根室沖においては海溝型大地震が発生する切迫度が非常に高く、こうした領域における調査観測は、海溝型大地震の発生準備ならびに直前過程と発生直後のプレート間すべりの拡大様式を理解する上で重要であり、南海トラフ巨大地震の連動性評価に大きく活用できるものである。このため、宮城県沖、根室沖地震の想定震源域において、地震計、水圧計等を用いた長期地殻活動観測・評価を行い、研究対象地震の再来前後の地殻活動評価を、南海トラフで発生する地震の連動発生可能性の評価に反映する。 また、「宮城県沖地震における重点的調査観測」(以下、宮城県沖重点)において研究されている地震・地殻変動観測データにもとづくプレート間すべりのモニタリング技術を取り入れ、地殻活動観測・評価を高度化する。