2003年
廃発泡スチロールの容器のサーマルリサイクルに関する研究(第1報)-卸売市場における発泡スチロールの廃棄処理と低温油化法の開発
農業機械学会誌
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- 巻
- 65
- 号
- 6
- 開始ページ
- 101
- 終了ページ
- 109
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.11357/jsam1937.65.6_101
- 出版者・発行元
- The Japanese Society of Agricultural Machinery and Food Engineers
近年, 農水産物の流通資材として発泡スチロール (EPS) 容器の需要が高まるとともに, 卸売市場等に集積する大量のEPS廃棄物の処理が問題になっている。本研究では, 国内の中央卸売市場に対し, EPS廃棄物の発生量およびその処理方法, 再資源化の意向などを把握するためにアンケート調査および現地調査を行った。この結果から, 新たなEPS容器の減容方法および再資源化法の開発が求められていることがわかった。そこで, 圧縮・加熱・溶解の3種類の減容法についてその効果を検討した。また, 再資源化法として油化に注目し, 従来400℃程度で行われていた熱分解処理を, 200℃以下で数平均分子量5,000以下に低分子化する低温油化法を開発した。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.11357/jsam1937.65.6_101
- ISSN : 0285-2543
- ISSN : 1884-6025
- CiNii Articles ID : 80016249439
- CiNii Books ID : AN00200470