2008年8月5日
カムランドのニュートリノ振動パラメータの測定ー精密化する原子炉ニュートリノ実験ー
日本物理学会誌Butsuri
- ,
- 巻
- 63
- 号
- 8
- 開始ページ
- 625
- 終了ページ
- 628
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 記事・総説・解説・論説等(その他)
- 出版者・発行元
- 一般社団法人日本物理学会
1,000トンの液体シンチレータを擁するカムランド実験では,観測期間の拡大に加え,系統誤差・バックグラウンド評価・解析手法を大幅に改善した.原子炉ニュートリノと地球ニュートリノの同時解析も行い,ニュートリノ振動パラメータの質量2乗差を2.8%の高精度で決定し,ニュートリノ振動の2サイクルの観測を達成した.また,同時に測定された地球ニュートリノフラックスは統計精度の範囲で地球モデルと合致するものであった.
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110006863527
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00196952
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/9601373
- ID情報
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- ISSN : 0029-0181
- CiNii Articles ID : 110006863527
- CiNii Books ID : AN00196952