多田邦尚 (Kuninao Tada) - マイポータル

基本情報

所属: 香川大学農学部生物資源生産学教授

学位: 水産学博士（北海道大学）

連絡先: tada.kuninaokagawa-u.ac.jp
J-GLOBAL ID: 200901011277593998
researchmap会員ID: 1000039594

研究キーワード

研究分野

経歴

学歴

- 1990年3月

水産学博士（北海道大学）
- 1988年3月

北海道大学大学院, 水産学研究科, 水産化学専攻（単位取得退学）
- 1985年3月

香川大学大学院, 農学研究科, 農芸化学専攻（修了）
- 1983年3月

香川大学, 農学部, 農芸化学科（卒業）

受賞

2017年

日仏海洋学会賞
2012年

文部科学大臣表彰・科学技術賞

多田邦尚

論文

130

香川方式施肥パイプによるノリ養殖漁場への新施肥技術

宮川昌志, 松岡聡, 中國正寿, 末永慶寛, 多田邦尚

日本水産学会誌 89(6) 537-545 2023年11月15日査読有り最終著者
Impact of previous aquaculture (yellowtail), as persistent phosphorus, remains for decades in deeper sediments

Nakakuni M, Obo T, Koomklang J, Yamaguchi H, Ichimi K, Tada K

Aquaculture International 2023年8月査読有り
The impact of fish farming on phosphorus loading of surface sediment in coastal complex aquaculture

Kuninao Tada, Masatoshi Nakakuni, Jidapa Koomklang, Hitomi Yamaguchi, Kazuhiko Ichimi

Fisheries Science 2023年1月12日査読有り筆頭著者
Biogeography and ecological characteristics of Skeletonema species (Bacillariophyceae) in subtropical, temperate, and subarctic zones in Japanese coastal waters

Yamada, M, M. Otubo, K. Tada

Diatom 33 28-33 2022年12月査読有り最終著者
Molecular composition of particulate organic matter in surface waters of the Harima-Nada, Seto Inland Sea, Japan

Masatoshi Nakakuni, Shuichi Yamamoto, Hitomi Yamaguchi, Kazuhiko Ichimi, Kuninao Tada

Regional Studies in Marine Science 56 102685-102685 2022年11月査読有り
Biophlic elements in core sediments as records of coastal eutrophication in the Seto Inland Sea, Japan

Nakakuni, M, Loassachan, N, Ichimi, K, Nagao, S, Tada, K

Regional Studies in Marine Science 50 102093-102093 2022年査読有り最終著者
Importance of light status on phytoplankton biomass in the turbid Bisan Strait, Japan: results from a high-frequency sampling study

Hitomi Yamaguchi, Keigo Hasegawa, Kuninao Tada, Koji Kishimoto, Kazuhiko Ichimi

Journal of the Marine Biological Association of the United Kingdom 101(2) 233-239 2021年3月招待有り
香川方式ノリスカートによる養殖漁場への新施肥技術

龍満直樹, 宮川昌志, 阿保勝之, 末永慶寛, 多田邦尚, 本城凡夫

日本水産学会誌 87(1) 23-30 2021年1月15日査読有り
瀬戸内海・屋島湾における表層海水中の脂質組成の分布と特徴:ステロール組成から推察された微細藻類の群集組成

中國正寿, 山本修一, 山口一岩, 一見和彦, 多田邦尚

2021年査読有り
魚類養殖場における堆積物中への有機物負荷の評価

多田邦尚, 中國正寿, 山口一岩, 岸本浩二, 一見和彦

日本水産学会誌 2021年査読有り
瀬戸内海・播磨灘におけるヤコウチュウ赤潮の長期変動, 海の研究

多田邦尚, 千葉廉, 北辻さほ, 石井大輔, 柳哲雄

海の研究 30 47-55 2021年査読有り筆頭著者
Seasonal variations in phytoplankton productivity in a shallow cove in the eastern Seto Inland Sea, Japan

Hitomi Yamaguchi, Nozomi Koga, Kazuhiko Ichimi, Kuninao Tada

Fisheries Science 86(6) 1067-1078 2020年10月1日
Comparison of Organic Matter Distribution Patterns in the Gulf of Thailand over the Past Two Decades

Senpradit, P, Thawonsode, N, Ruengsorn, C, Marboon1, M, Meksumpun, S, Veschasit,O, Komorita, T, Meksumpun, C …

Journal of Fisheries and Environment 46(3) 83-97 2020年6月査読有り最終著者
Low-active high-density of Noctiluca scintillans cells in surface seawater,

Tada, K, Asohi, T, Kitatuji, S, Nomura M, Yamaguchi, H, Ichimi, K

Oceanologia 62(3) 402-407 2020年査読有り筆頭著者
LAMP法を活用したヤコウチュウに摂食された有害赤潮プランクトンの検出

北辻さほ, 紫加田知幸, 坂本節子, 中山奈津子, 永井清仁, 鬼塚剛, 多田邦尚

水産技術 12(1) 23-29 2019年12月査読有り最終著者
Energy transfer in Bang-tabun Bay from the primary producers to primary consumers

Srismwong, M, Meksumpun, S, Tada, K, Meksumpun, C

Journal of Fisheries and environment 43(1) 25-32 2019年査読有り
福岡湾の栄養塩濃度と植物プランクトン種組成の18年間（1993 – 2010年）の変化

里道菜穂子, 江崎恭志, 多田邦尚

沿岸海洋研究 56 133-141 2019年査読有り
瀬戸内海表層水における1990年代と2010年代の溶存無機態および有機態窒素濃度の比較

朝日俊雅, 阿保勝之, 阿部和雄, 多田邦尚

沿岸海洋研究 56 123-131 2019年査読有り
沿岸環境と植物プランクトン増殖～現場観測と室内実験～

多田邦尚

沿岸海洋研究 56 97-103 2019年査読有り
激甚な産業公害から過栄養、富栄養へと急激に変化した内湾の水質に対する植物プランクトン群集の応答

山田真知子, 多田邦尚, 柳哲雄

沿岸海洋研究 56 87-95 2019年査読有り

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MISC

沿岸海域における基礎生産と栄養塩濃度、堆積物からの栄養塩溶出

多田邦尚

水環境学会誌 44 137-141 2021年5月筆頭著者
瀬戸内海の海水中の栄養塩濃度低下と環境改善へ向けて～豊かな海へ～

多田邦尚

調査月報 417 2-9 2021年招待有り
沿岸海域における栄養塩濃度決定要因と堆積物

多田邦尚, 中嶋昌紀, 山口一岩, 朝日俊雅, 一見和彦

沿岸海洋研究 55 113-124 2018年査読有り
瀬戸内浅海域の光環境に及ぼす植物プランクトンの影響：

山口一岩, 田村昴広一見, 和彦, 多田邦尚

日本プランクトン学会報 64(1) 29-34 2017年査読有り
沿岸海水中の懸濁態有機炭素測定における無機炭素の除去

朝日俊雅, 山口一岩, 一見和彦, 多田邦尚

香川大学農学部学術報告 69(122) 11-15 2017年
沿岸海域における溶存ケイ酸と生物起源ケイ素およびその循環 (特集海洋のケイ酸 : 意外なる可能性・複雑性)

多田邦尚

水環境学会誌 37(10) 379-384 2014年10月
微細藻類の生活史に関わる再懸濁作用 : 冠水および再懸濁が干潟微細藻類の増殖に与える効果 (シンポジウム沿岸海域における懸濁物質・海底表層堆積物の動態研究の現在)

一見和彦, 山本昭憲, 多田邦尚

沿岸海洋研究 = Bulletin on coastal oceanography 51(1) 29-34 2013年8月
大阪湾の植物プランクトンの季節・経年変動とその要因 : 平成23年度「大阪湾圏域における海域環境の再生・創造に係る研究助成事業

多田邦尚, 山本圭吾, 一見和彦

瀬戸内海 = Scientific forum of the Seto Inland Sea (64) 75-77 2012年
洞海湾,大阪湾および東京湾における珪藻Skeletonema属の種多様性

山田真知子, 大坪繭子, 西川哲也, 山本圭吾, 小倉久子, 児玉真史, 一見和彦, 多田邦尚

日本海洋学会大会講演要旨集 2011 2011年
大阪湾における海産珪藻Skeletonema属の種多様性

山田真知子, 大坪繭子, 日高朋子, 山本圭吾, 一見和彦, 多田邦尚

日本水産学会大会講演要旨集 2010 2010年
大阪湾における海産珪藻Skeletonema属の種多様性

田代紗菜, 山田真知子, 大坪繭子, 日高朋子, 山本圭吾, 一見和彦, 多田邦尚

日本ベントス学会・日本プランクトン学会合同大会講演要旨集 2010(CD-ROM) 2010年
香川県春日川河口域のアオサ種の同定及びその生理学的応答

竹藤豊, 野村美加, 石井祐一, 玉置雅紀, 一見和彦, 多田邦尚, 田島茂行

日本陸水学会大会講演要旨集 75th 2010年
瀬戸内海の水質環境と水産業

多田邦尚, 藤原宗弘, 本城凡夫

分析化学会誌 59(11) 945-955 2010年査読有り
植物プランクトンに対するPとCdの濃縮と吸着特性について

青野辰雄, 帰山秀樹, 中西貴宏, 高田兵衛, 日下部正志, 立田穣, 一見和彦, 多田邦尚

KEK Proc (2009-8) 36-38 2009年11月査読有り
大型珪藻の栄養塩動態における役割

多田邦尚, 西川哲也, 小野哲

海洋と生物 181 129-133 2009年4月
Movement of Sand Particles from Sand Mining Area to Plant Bed.

Takuro Ueda, Hiroshi Ohta, SUENAGA Yoshihiro, ICHIMI Kazuhiko, TADA Kuninao

PACON International, Recent Advances in Marine Science and Technology 2008 2009年
Effect of nutrients supply to upper layer on growth of natural phytoplankton community during summer stratification period.

Ichimi, K, Tada, K

Proceedings of 5th World Fisheries Congress (CD-ROM), October, 2008 2009年
Bleaching of Nori (Porphyra) and characteristics of water quality in eastern Seto Inland Sea.

Tada, K, Suenaga, Y, Yoshimatsu, S, Matsuoka, S, Yamada, T, Ichimi, K, Fujiwara, M

Proceedings of 5th World Fisheries Congress (CD-ROM), October, 2008 2009年
浅海域海底の微細藻類の活性と底泥からの栄養塩の溶出.

多田邦尚, 一見和彦

沿岸海洋研究 47(1) 29-37 2009年査読有り
Movement of Sand Particles from Sand Mining Area to Plant Bed

Hiroshi OHTA, Takuro UEDA, 末永慶寛, Takao TAMURA, Kazuhiko ICHIMI, Kuninao TADA

Recent Advances in Marine Science and Technology 2008, PACON International 1-8 2009年

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書籍等出版物

大学的香川ガイドこだわりの歩き方

香川大学教育学部監修, 守田逸人, 平篤志, 寺尾徹編 (担当:共著, 範囲:香川の海)

昭和堂 2022年3月 (ISBN: 9784812221099)
Integrated Coastal Management in the Japanese Satoumi 1st Edition

YANAGI Tetsuo (担当:共著, 範囲:3.2. Phosphorus and Nitrogen Cycling in Tidal Flat and Eel-grass Bed)

Elsevier 2019年
里海管理論～きれいで豊かで賑わいのある持続的な海～

多田邦尚, 一見和彦, 朝日俊雅 (担当:分担執筆, 範囲:3.2 干潟・藻場のリン・窒素循環)

農林統計協会 2019年
海の温暖化 –変わりゆく海と人間活動の影響 -

多田邦尚 (担当:分担執筆, 範囲:7.2 瀬戸内海の栄養塩異変)

朝倉書店 2017年
海水の疑問50

多田邦尚 (担当:分担執筆, 範囲:Question 42 海にある自然の浄化作用とは, どのような働きですか？Question 43海底は海の環境とどんな関係がありますか？)

成山堂書店 2017年
海洋科学入門

多田邦尚, 一見和彦, 山口一岩 (担当:共著)

恒星社厚生閣 2014年 (ISBN: 9784769914815)
瀬戸内圏の干潟生物ハンドブック

恒星社厚生閣 2011年
Environmental Conservation of the Seto Inland Sea

(担当:分担執筆, 範囲:2.3 Changes of the water and sediment quality: Environmental Conservation of the Seto Inland Sea,3. Measures for conservation of the environment of the Seto Inland Sea: Environmental Conservation of the Seto Inland Sea)

International EMECS Center 2008年
瀬戸内海の海底環境

恒星社厚生閣 2008年
瀬戸内海の海底環境

恒星社厚生閣 2008年
おもしろい海・気になる海(3)

工業調査会 2004年
おもしろい海・気になる海(3)

工業調査会 2004年
Sustainable Development in the Seto Inland Sea Japan

Terra Scientific Publishing Company 1997年
Sustanable Development in the Seto Inland Sea Japan

Terra Scientific Publishing Company 1997年
Sustainable Development in the Seto Inland Sea Japan

Terra Scientific Publishing Company 1997年
Sustanable Development in the Seto Inland Sea Japan

Terra Scientific Publishing Company 1997年
瀬戸内海の生物資源と環境

恒星社厚生閣 1996年
瀬戸内海の生物資源と環境

恒星社厚生閣 1996年

所属学協会

Works(作品等)

干潟を含めた含めた浅海域の生態系研究と地元水産業の活性化

2008年 - 2012年
香川県における自然再生型水圏環境改善技術開発に関する研究

2005年 - 2007年

共同研究・競争的資金等の研究課題

瀬戸内海の栄養塩濃度減少と植物プランクトンの応答

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2014年4月 - 2017年3月

多田邦尚, 石塚正秀, 山口一岩, 一見和彦, 本城凡夫
瀬戸内海の栄養塩異変の原因究明と海域栄養塩管理

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2011年4月 - 2014年3月

多田邦尚, 一見和彦, 山口一岩, 石塚正秀, 本城凡夫, 樽谷賢治
干潟域の低次生産過程における親生物元素循環の定量化と生態系モデルの構築

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(A) 2003年 - 2005年

門谷茂, 工藤勲, 水田浩之, 多田邦尚, 柳哲雄, 堤裕昭
沿岸海域における生元素の挙動

海洋利用・生態系研究開発 1999年 - 2004年
沿岸海域における生元素の挙動

R and D on Ocean Utilization and Ecosystems 1999年 - 2004年
夜光虫が沿岸生態系に及ぼす役割について

海洋利用・生態系研究開発 1990年 - 2004年
沿岸海域における溶存低分子窒素化合物の挙動

沿岸環境・利用の研究開発 1990年 - 2004年
沿岸海域における基礎生産について

海洋利用・生態系研究開発 1990年 - 2004年
夜光虫が沿岸生態系に及ぼす役割について

R and D on Ocean Utilization and Ecosystems 1990年 - 2004年
沿岸海域における溶存低分子窒素化合物の挙動

0012 (Japanese Only) 1990年 - 2004年
瀬戸内海の海砂利採取に伴う濁度増加が生物生息環境に及ぼす影響

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 2000年 - 2001年

門谷茂, 多田邦尚, 石田智之
夜光虫が沿岸海域の物質循環系に及ぼす影響の評価

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 1995年 - 1996年

門谷茂, 多田邦尚
西太平洋海域における赤潮の発生とその環境への影響

日本学術振興会科学研究費助成事業国際学術研究 1994年 - 1995年

福代康夫, HO KinーChung, LOESSENER Fe, ISHAK Ismail, WISESSANG Su, QI Yu Zao, NOOR Normawa, MARASIGAN Ar, PRASENO Djok, CORRALES Rho, GONZALES Cie, 小池一彦, 岩槻幸雄, 岡本研, 緒方武比古, 松岡數充, 石丸隆, 児玉正昭, 越智正, KINーCHUNG Ho, SERGIO Hurta, TING Thian M, SUCHANA Wise, QURAISYIN Ad, YU Zao.Qi, CIELITO Conz, 多田邦尚, 井上博明
東南アジアにおける有毒赤潮の発生及び広域化の機構

日本学術振興会科学研究費助成事業国際学術研究 1992年 - 1993年

福代康夫, QI Yu Zao, PASTOR Nino, ADNAN Qurais, CORRALES Rho, GONZALES Cie, 岩槻幸雄, 多田邦尚, 井上博明, 緒方武比古, 松岡数充, 石丸隆, 児玉正昭, 越智正, CIELITO Gonz, NINO Ismael, RHODORA Corr, QURAISYIN Ad, 岡市友利
鞭毛藻類のシスト形成に関する生化学的過程の研究

日本学術振興会科学研究費助成事業一般研究(B) 1991年 - 1992年

越智正, 岡市友利, 多田邦尚, 門谷茂
沿岸海域における基礎生産量とその生産物の物質循環に関する研究

日本学術振興会科学研究費助成事業奨励研究(A) 1991年 - 1991年

多田邦尚
東南アジア海域における有毒・有害プランクトン赤潮に関する研究

日本学術振興会科学研究費助成事業国際学術研究 1991年 - 1991年

岡市友利, GONZALES C.L, CORRALES R.A, GOMEZ E.D, 松岡数充, 石丸隆, 福代康夫, 緒方武比古, 児玉正昭, 多田邦尚, 越智正
西太平洋沿岸における富栄養化の進行と赤潮発生との関連に関する研究

日本学術振興会科学研究費助成事業国際学術研究 1990年 - 1990年

岡市友利, GONZALES C.L, CORRALES R.A, GOMEZ E.D., 松岡数充, 石丸隆, 福代康夫, 多田邦尚, 児玉正昭, 越智正
The role of Noctiluca scintillans in coastal ecosystem.

海洋利用・生態系研究開発
The role of Noctiluca scintillans in coastal ecosystem.

R and D on Ocean Utilization and Ecosystems

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共同研究・競争的資金等の研究課題

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