2005年12月25日
1-3 中心型早期肺癌における診断(<特集>第28回日本呼吸器内視鏡学会総会)
気管支学 : 日本気管支研究会雑誌
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- 巻
- 27
- 号
- 8
- 開始ページ
- 571
- 終了ページ
- 575
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.18907/jjsre.27.8_571
- 出版者・発行元
- 日本呼吸器内視鏡学会
蛍光気管支鏡では微細な粘膜の異常を捉えてPDT等の経気管支的根治治療を可能にする機会を増やすが, 拡大気管支鏡も粘膜の毛細血管の異常を捉えることのできる新しい気管支鏡である.拡大気管支鏡でdysplasia (angiogenic squamous dysplasia)や肺癌の粘膜に網状にネットワークを形成した血管増生が認められた.また, 重喫煙者において組織学的に正常な気道上皮にテロメラーゼが陽性を示す上皮を見ることがある.このような気道上皮においてテロメラーゼの発現は癌化に先行して生じることがあり, 非癌部上皮におけるhTERT蛋白の検出は肺癌発生高リスク群の指標となる.
- リンク情報
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- DOI
- https://doi.org/10.18907/jjsre.27.8_571
- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110003479903
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00357687
- ID情報
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- DOI : 10.18907/jjsre.27.8_571
- ISSN : 0287-2137
- CiNii Articles ID : 110003479903
- CiNii Books ID : AN00357687