2007年 - 2009年
セレクチンリガンドを有するKL-6/MUC1分子の臨床病理学的意義
文部科学省 科学研究費補助金(基盤研究(C)) 基盤研究(C)
- 課題番号
- 19590898
- 体系的課題番号
- JP19590898
- 担当区分
- 連携研究者
- 配分額
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- (総額)
- 4,550,000円
- (直接経費)
- 3,500,000円
- (間接経費)
- 1,050,000円
- 資金種別
- 競争的資金
間質性肺炎のマーカーとして既に臨床応用されているKL-6(可溶性MUC1)の中に、セレクチンリガンドを持つ分子(SLAKと命名)が存在する。SLAKは急性呼吸窮迫症候群(ARDS)で高値であり、経渦中のDICの合併を予測する優れたマーカーであることを明らかにした。今後、SLAKを測定することで、死亡に直結しうるDICの発症を診断時に予知し、早期に低分子ヘパリンなどを用いることで、極めて不良のARDSの予後改善に寄与する可能性がある
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 19590898
- 体系的課題番号 : JP19590898